(「バックパッカーの旅」カテゴリーは大学生時代の回想シリーズです。本文中の名前はだいたい仮名です。タイの通貨1Bバーツは当時3円程度。前回までの話はこちら)
この旅最後の宿の快適な部屋でぐっすり眠り、午前中は荷物のパッキングをしたり、部屋でだらだらと過ごす。夕方にバンコク行きの寝台列車に乗る予定なので、昼頃チェックアウトして荷物をホテルに預けてノーンカイの街へ。
最後にメコンを眺めておこう、と、ラオスとの国境の橋が見えるところへ行った。メコンで釣りをしているおじさん2人に話しかけられる。ホンさんとニーさん。竹竿とミミズで釣りをしているが・・・これで釣れるのかな?お互い全然かみ合わない会話をしながら1時間くらい一緒に釣りをしてみたけどほとんど釣れない
おじさんたち、仕事は?と思ったけど、会話が通じていないので聞けない。もう行くね、と言うと、またもどっておいで
と言われた(ような気がする)。
暑いので、昨日のかき氷の店に寄って、またかき氷を食べる。
市場をぶらぶらするけど暑くてたまらない。図書館なら涼しいかもと思いつき、図書館に行ってみるものの・・・エアコン無しでがっかり
もう一度、メコンの釣りおじさんたちのところへ戻ってみると、ホンさんの娘さんとそのお友達、女子高校生2人が来ていて、英語で話ができた。
ホテル前の屋台で早めの夕食を食べていると、昨日Friendship Bridgeからホテルまで乗ったトゥクトゥクドライバーが来て、駅まで乗せるから予約して、と言う。30バーツと言われたので、「今日、駅より近いバスターミナルから20バーツだったよ」と言うとすぐに20バーツになった。
ホテルに預けていた荷物を受け取り、ついでにホテルの食堂でアイスティーとなにかフルーツありますか?と聞くとマンゴーがある、とのこと。やったーマンゴー食べると注文したが、ぬるいマンゴーだったので、これ冷やしてほしい…と言うと無表情でロボットみたいに冷たいホテルのお姉さんに「フレッシュマンゴーは常温で食べるもの。冷やさない。」とおこられる。
ここで昨日の伊丹さんに会い(私が綺麗で快適なホテルだと話したので今日からこのホテルに移ったとのこと)、一緒にお茶を飲んで伊丹さんが買ってきていたバナナを分けてもらった。