ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

9月21日

2006年09月21日 | Weblog
先日からブログの方で湯沸し給湯器についてご支援のお願いを
しておりましたが、静岡県のS様の御厚意によるご支援で
湯沸し給湯器取り付けが実現することが出来ました。
昨日と本日との2日間の取り付け工事で設置完了になります。
何しろシェルターのある場所は都市ガスが使えない場所にある為
LPガス取り付け工事になり、費用も工事費が割高になりました。
でも、お陰さまで、お湯が使えるようになり、小型犬サイズのわんちゃん達の
シャンプー及び薬浴が施設内で可能となります。
ご協力に心より感謝申し上げます。


設置完了後、膿皮症のミドルちゃんの薬浴シャンプーができました。

お湯の設定は微温湯にして洗いました。お湯でのシャンプーは
さすがに綺麗に洗えますね。
これから週一の薬浴でお肌を綺麗にしていこうね。



又シェルターでは殆どのわんちゃん達は室外犬舎にて過ごしております。
夜間になると冷え込みが激しい為先日犬舎の一面に風等を遮断する為の
パネルを購入し設置致しました。
毛布や敷物等の在庫も殆どありません。
そろそろ寒さ対策の為の準備が必要になっております。
皆様のご協力をお願い申し上げます。

ドッグサルベーションの施設は全てわんちゃん達に最適な管理が出来るように
工夫をしております。
保護したら、即駆虫薬を飲ませます。
成犬でも過去にどのような環境で飼育されていたか解らないわんちゃん達を
保護しておりますので
中にはブリーダー放棄の犬と思われる犬達もおります。
きっと劣悪な環境で飼育されていたのでしょう。
駆虫薬を飲ませてわんさか回虫、コウ虫が出てきて、5,6回程
投薬したわんちゃんもおりました。
回虫やコウ虫、ノミ未、ダニ、疥癬は他犬や人間にも移りますので、
保護して数日は一頭部屋に入れ、虫の有無を確認してから
他のわんちゃんと一緒にします。
ワクチンも一早く済ませます。
この様な多頭保護施設では病気や回虫等の感染力のあるものには
慎重尚且つ十分な注意が求められます。

保護したわんちゃんを行き成り他の犬と一緒にする事は不注意に当たりますから
管理不十分の恐れがあることは、しないように心がけております。
一頭一頭の犬達の管理に十分な注意をして行くことが
シェルターに求められる保護管理だと考えております。