最近、自分の病気の管理に関しては、
大きな病院から
近くの町医者に移っています。
もうそれくらいでいいだろう
という病院の判断です。
でもねえ年に一回の検査なんかは、
そのまま病院が引き継いでくれていて、
負荷心電図や心エコーなどを
ころ合いを見ながら
実施してくれています。
今日、病院でやったのは、
そんな特殊な検査のひとつである
心筋シンチ検査でした。
血液の中に放射性物質を入れ、
それがちゃんと心臓の筋肉内に
届いているかどうかの検査です。
知らんけど。
もし心筋に故障があれば、
その部分には届いておらず、
機械で撮影した映像が
いびつになったり、
穴が開いたりするのです。
いわばまあ心臓の筋肉が
壊れていないかという検査です。
この検査は、実は今年の二月に
実施予定だったのですが、
あんなにコロナが
大変な時だったのでキャンセルし、
この7月まで延期になっていたのです。
そもそもこの検査のキャンセルは
薬の都合で1週間以上前に
しないといけないので、
コロナ感染がめちゃめちゃ
増えてきたぞと思っている間に、
キャンセルもむつかしくなってしまいました。
もうこうなったらマスクをして
病院の隅っこでおとなしく
検査を受けていればいいか
という覚悟で検査に臨むことに
なったのです。
そんな、検査の朝は食事は
どうなのかと予約券を見てみると、
どうやら食事制限はないようです。
血液検査の項目がないので
そうなんでしょうねえ。
あと、注意事項には心電図を図るので
脱ぎきしやすい服装で
と書かれてありました。
そうかあ十二単で行ってはならんのですね。
などとミセスに言うと
「さっさと行っておいで」と
諭されてしまいました。
「だったら、Tシャツやね。
胸にキネシオテープで“アホ”と
書いていけばいいんやな」というと
塩投げるでといわれてしまいました。
厄介なカアチャンです。
雨がしとしと降る中を病院に向かいます。
でも大丈夫。
何とかなる男ですから、
駐車場から病院の建物に向かう間は
傘いらずでしたね。
時間が来て、診察室に入ってゆきました。
まず午前と午後の二回、
放射線の薬を打つための
注射針を腕に差し込みます。
う~ん、これはむつかしいなあ、
点滴針が打ちにくい手ですなあ
と言ってます。
こういう時は目で見るより
指で触りながら血管を探すそうです。
ああ、ここやなあと言って、
手首とひじの中間点あたりに、
ぷすっと打ちます。
「おお~」と悲鳴を上げるdoiron。
医者はそのまま措置を続けていくのですが
「入りましたか?」と聞くと
「当たり前ですよ」という返事。
もうまるで私は
「何とか注射できる男」
みたいな口ぶりです。
あとで写真をとったら
こんな感じでした。
その後機械に入り、
撮影していきます。
寝転がってばんざいをして
行うのですが、これがまた大変。
「doironさん、めちゃ力が入ってますよ」
「肩が固いので」
「野球やってるんですか」
「はい大リーグボール養成ギプスを
付けているんで」
「もう少し力を抜いてください」
「はい」
「あ、それやった機械に
肘が当たりますからもう少し上に。
あ~今度は力が入りますね。」
もう一体どうしたらよいのか、
doironには判断できません。
あのジムのトレーナーの
ストレッチ教室にもっと
頻繁に行っておくべきだったかなあ。
とか思いながら調整して行きますと、
ああ腕はそこでいいです。
そんな感じで行きましょう
と調整が終わりました。
なんか微妙な力の入れ具合です。
こんなん続けられるかなあと
心配しつつ、
「では15分かけて心筋の様子を
撮影していきまあす」
と検査が始まるのでした。
続く
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