ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

神於山の地蔵を訪ねたのですが4

2022-05-11 21:04:13 | 山行き

山麓道にあらわれた地蔵が
「サクラ地蔵」です。



一体の地蔵なんですが、
簡単な地蔵堂におさめられています。

供え物もあるし、花も添えられていますねえ。
どなたかが大事にされているんでしょうねえ。
初めまして、と挨拶しておきました。

そこを過ぎて、しばらく行くと、
何やら数人の人が山の斜面で
なにかを採取しているようです。

「なんかとれますかあ」ときくと、
「山菜がねえ、結構いっぱい生えていますよ」
とのこと。
よく見たらわらびのようでしたね。
とまあそんな話をしていると、
目の前の斜面に大量のつくしがありますよ。
山の入り口にもたくさんありましたから、
帰りに収穫と思っていたのですが、
もうここにきて大量に生えているから
収穫しないといけないですねえ。
なるたけ先っぽの開いていないやつを
選らんで収穫してゆきましょう。

調理をするときにもその方が
しやすいですからね。
時間をかけてかなり摘んだところで、
まあここはこれくらいにしといたろう
と終えることにしました。

そういえばまだ次の地蔵を
見ていないですからね。
つくしを入れたビニール袋を
手に持ちながら、進んでいきます。

又周りに木が生えて来るぞ
という地点位に来た時に、
現れたのが、神於山の4体の地蔵
のうち最後の地蔵である



「マツ地蔵」ですね。

小さな地蔵ですが、きれいに彫られた姿です。
花も挙げられていますね。
よく見ると後背部分には文字も
刻まれています。



「左 まきお」と書かれたりしていますから
道標地蔵でもあったのですね。

これで山麓を歩いて神於山の地蔵と
すべて出会いました。
どこもきれいにされていて
この山の関係者はみんな熱心だと
よくわかりました。

こうして目的の地蔵との出会いは
無事に終わったのですが、
気になるのは山菜です。
今回は特につくしですね。
先ほどからずいぶんと採取しました。

もう少し歩けば、
元の登り道のところに出ますねえ。
もう山のように生えていましたから、
忘れずに収穫してゆきましょう。



結局、こんな感じに収穫しました。
これは一部です。
地蔵との出会いも大切でしたが、
やはりこういう山の産物との出会いは
印象深いですねえ。

ああ、なんてdoironは欲深いのだろう。

こうして山登りもたくさんの
収穫を得て終わりました。
家に帰り、さっそく調理です。

まずは、はかま取りですねえ。
つくしのアクで指先が
徐々に黒くなってきます。
そうしてきれいになったつくしを
ミセスに渡しますと、
オヒタシと佃煮の二種類を
作成してくれました。

こんな感じです。





その日の夜は、
それらをアテにちびちびと
お酒をいただきましたねえ。
これがうまかったあ。
ほんとにうまかったので、
冬イチゴでジャムを作った時のように、
皆さんにご馳走したかったので、
翌日再び神於山に登りました。

あちこちうろうろと歩き、
採集したのがこんな山菜です。



つくしは一部だけ撮影しています。
本当はもっとたくさん。
つくし以外に新たに三つ葉、
ゼンマイ、ノビルも採集しました。

あれ、タラの芽もあるやん
と思われた方、鋭いですねえ。

でもこれはねえ、すみません、
愛菜ランドで買ってきたものです。



その日の夜は三つ葉と
タラの芽のてんぷらも入って、
豪華な夕飯となりましたね。

あ、ノビルはそのまま酢みそでいただきます。
そしてワラビは翌日に、我が家の庭で
採取した豆も一緒に入れて
煮ものになりました。



う~ん、見事に食卓を飾ってくれましたね。

で、つくしはというと、
翌日平岡珈琲に行ったときに、
メキシコ料理店に行き、
まぜこぜしてこっそりいただき
感激した我々だったのでした。



春の山の喜びを
大阪の真ん中でも
いただいたのでありました。

こうして地蔵を訪ねて歩いた山の、
実は一番のお土産が山菜だった
というちゃっかり
年金おじさんの山のお話でした。


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