髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

ディズニーランドへ行ってきた

2015-01-25 | 1歳児
今年も正月を過ぎてからまとまった休日を作ることが出来たので、どこか遠くに旅行に行こうかと思案していたが(去年は沖縄に行った)、ふと思い立って家族でディズニーランドへ泊りがけで遊びに行くことにした。

1歳8ヶ月の息子の成長ぶりを見ていたら、ディズニーの楽しさが伝わるんじゃないかと考えたのだ。

ま、結論から言えば、「ディズニーのアトラクションを楽しむには少し早かったかな~」といったところだった。

日取りは1月13日(火)14日(水)と平日の2デイズ。初日はディズニーシーで20時くらいまで遊び、翌日はディズニーランドで16時くらいまで遊ぶことにした。
せっかくだから宿泊してみたかったディズニー公式?のホテルは平日にも関わらずすべてが満室で、舞浜ユーラシアに宿泊することとなった。

毎度のことだが、子連れで遠出をする場合は、装備に気を使う。
ディズニーに到着すれば、ほとんどの移動でベビーカーを使用するが、それ以外の移動ではベビーカーは荷物になる。そこそこ考えた結果、ベビーカーは現地でレンタルすることにして、おんぶヒモで息子を運搬することにした。
そして職場の同僚からのアドバイスで、防寒をしっかりとして家を出た。
今回は地元から調布までは電車で移動し、調布からは直通しているディズニーリゾート線という高速バスを利用することになった。高速バスは往路では事故渋滞に巻き込まれて時間がかかったが、復路では1時間もかからず調布まで帰ってこれて、息子を抱っこして家族3人でヨダレをたらして寝ている間に地元近くまで帰ってこれたのは本当に助かった(このバスは予約制ではなく、普通の路線バスと同じようにバス停に並んで待ち、バスに乗車するときに運賃を支払う。なので、高速バスなのに「早い者勝ち」である。平日なのでとタカをくくって発車ギリギリに到着したら「残り3名」くらいだった)。
ちなみに我が息子は生後3ヶ月から片道8時間半をかけて石川県に旅行に行ったり、生後8ヶ月から飛行機に乗って沖縄に行ったりと、なかなかハードな経験を積んでいるので、東京の外れから浦安までだったら赤子の手をひねるほどにラクな旅だったと思われる。

私は結婚するまで、ディズニーとの関わりはほぼ皆無なヤクザで暗い道を歩んできたので詳しくは分からないが、そんなヤクザ者から見ても平日のディズニーシーは空いていた。
すぐにロッカーに荷物を預け、ベビーカーをレンタル。ベビーカーには息子の名前を書いたカードを入れて持ち主が判別出来るようにする。
前日は強風でとてつもなく寒かったが、今日は風もなく穏やかで暖かい。

初日、ディズニーシーのセットリスト

0・アクアスフィア

1・アクアトピア

2・シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ

3・ジャスミンのフライングカーペット

4・ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル

5・カフェ・ポルトフィーノ(ビール)

6・ワールプール

7・アリエルのプレイグラウンド

8・セバスチャンのカリプソキッチン(昼食)

9・ヴェネチアン・ゴンドラ

10・タートル・トーク

11・トイ・ストーリー・マニア!

12・セイリングデイ・ブッフェ(夕食)

これは特に計画したセットリストではなく、息子の様子を見ながら選んだルートだ。
息子はディズニーのことなどはまったく分からないし、予想どおり園内の鳩やスズメを追いかけたり、羽田から飛び立つ飛行機を見たりすることに夢中になっていた。
なので、全体的に「散歩」のような感じになった。

1・アクアトピア

息子の人生初のアトラクション乗車。
若干の不安の顔を浮かべる息子をおだててアトラクションスタート。
チラリとも笑顔を見せずにものすごい真顔だったが、まんざらでもない様子。
「うわー!うわー!」と叫んでいた。

2・シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ

人生初のアトラクションが上手く行ったので、これに気を良くして向かった。
しかし、ここで息子はブチ切れた。
暗い、と言うのがまずはダメみたいだ。
よくよく見てみれば、下からの照明を浴びてニヤニヤしている人形は怖いのかも知れない。
ここで分かったことなのだが、息子は、別れやサヨナラをする時にも「バイバイ」と言うが、拒絶、拒否、否定、チェンジ、恐怖などの場合にも「バイバイ」を使う。
沢山の人形に向かって、号泣をしながら「バイバイ!バイバイ!」を繰り返していた。
あまりにも泣き叫ぶので途中で降ろしてあげたかったが、残酷にも乗り物は進む。
ほっぺたを涙で濡らし、鼻水だらけの真っ赤な顔をしてシンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジは終了した。
ここで我々夫婦は、今後の行動をかなり軌道修正するしかなかった。

3・ジャスミンのフライングカーペット

空を飛ぶメリーゴーランドのような乗り物。
これなら大丈夫だろうと思ったが甘かった。高いのも怖いようだった。
こちらも空に向かって「バイバイ!バイバイ!」と号泣。
幸いにも、我が息子は大泣きしても10歩歩けば忘れて別のことに夢中になる。

4・ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル

この辺りから、今日はアトラクションに乗るよりも、散歩にしようよ、という機運が夫婦に生まれた。
私はディズニーとの関わりはほぼ皆無なヤクザで暗い道を歩んできたので、そのままスルーしそうになったが、嫁さんがここで撮影してはどうか?と提案してきた。どうやらミニーちゃんと撮影するのに(たったの)20分待ちだそうだ。ミッキーとかイヌは30分以上待ちだった。

ここで「魔法」が起きた。

ご機嫌で順番待ちをしていた息子だが、撮影の寸前になってスタッフさんからベビーカーを持ち去られたのが気に入らなかったのか、一気に不機嫌になり、号泣しながら父親を殴る蹴るの暴行を働き始めた。
うっ…ここまで笑顔で過ごせたのに撮影の寸前になって号泣か…と一瞬残念に思った。

しかし、いざミニーちゃんの前に来てみると…驚くべきことに息子は…

ピカピカの笑顔になったのだ。

ミニーちゃんの鼻でスキスキされた息子はゲラゲラ笑い出したのだ。

(ちなみに、ミニーちゃんは前の撮影の方が終了するとすぐに息子のことを見て、泣き叫んで父親を殴っている様子を見て、「まあすごいわ♪」とでも言うように同じように殴るような真似をしていた。ここからすでに魔法が始まっていたのか…?)

ディズニーランドの周辺は大人には感じられない、子供がハイになる高周波が流れていて、子供はディズニーに来るとラリる、とか、大人には感じられないドラッグが焚かれていて、子供はディズニー中毒になる、とか都市伝説がまかり通る昨今だが、まんざら嘘でもないんじゃないかと思ってしまう。

いやはや、本当に魔法かよ、と思ってしまった。

うーん。息子の初恋の相手はミニーちゃんになるのだろうか。

5・カフェ・ポルトフィーノ(ビール)

なるようにしかならんので気にしていなかったが、まあこの日は晴天と無風に恵まれ、上着を脱いでテラス席でビールが飲めるほどであった。
息子の昼寝と同時に親も一休み。

6・ワールプール

コーヒーカップ。
我々が回さなければ良かろうと思ったが、けっこうグルグル回って息子は真顔。
後になって思ったが、私たちが偏った重心で座っていたのでグルグル回ったんじゃないかと。

7・アリエルのプレイグラウンド

洞窟を探検する場所。
ここは息子ははしゃいで喜んだ。
息子はお風呂で遊ぶのが大好きなので、ぴゅっびゅっと飛び出す水を追いかけて楽しそうだった。
かなり服が濡れてしまったので、次回はカッパでも持ってこようかと思った。

8・セバスチャンのカリプソキッチン(昼食)

こういった旅行などの場合はそれほど気にせず、息子が食べたいものを食べさせる。

9・ヴェネチアン・ゴンドラ

この日、息子が1番楽しんだのはコレかもしれない。
ゆっくり進む乗り心地にも安心できただろうし、すれ違うゴンドラに手を振ったり、船頭さんが歌う歌に拍手をしたりしてた。
この辺りで夕暮れになってきた。

10・タートル・トーク

暗いので若干真顔になったが、亀に手を振っていた。
子供向けのようでけっこう大人も笑える。

11・トイ・ストーリー・マニア!

動きが激しく終始真顔。
ここで本日のアトラクションチャレンジはすべて終了した。

12・セイリングデイ・ブッフェ(夕食)

夫婦はビールを飲みながら食べ放題のローストビーフで優雅に夕食。


すっかり満腹になった我々は、園内の夜景を楽しみながらゆっくり散歩して、20時過ぎにシーを出た。
宿泊の予定で遊んでいるので、帰路のことをまったく考えなくて良いのが嬉しい。

ディズニーに泊りがけで遊びに来て面白いと感じたのは、ディズニーの施設から一歩でも外に出ると、ホスピタリティーの欠片もない現実世界が存在している、ということだった。
今回はディズニー公式ではないホテルに宿泊したから尚更かも知れないが、幸せな気分で舞浜に移動して、寒風吹きすさぶ荒野のような北口に到着すると、いきなり現実の厳しさを味わう。
まずどこにバスが来るのかも分からないし、いつバスが来るのかも不明だ。
幼子を抱きしめ、勇気付けしながら寒さに耐える。
ま、それほど待たずに電話連絡をして到着時間を知ったが、暗い寒空の下、待ち時間が分かるのと分からないのとでは、心の持ちようが違う(時刻表はホテルにあったが、それをネットに掲載してくれるだけでずいぶん違うのになあ)。
ホテル運営のシャトルバスは、ホテルからディズニーに向かう時にも乗客をすし詰めで(赤ちゃん連れだろうが無関係!)運行すると言う、現実社会の厳しさを教えてくれるアトラクションとなっていた。

ホテルに到着し、嫁さんは大浴場の露天風呂に浸かり、息子はオムツなので私と部屋に備え付けのシャワーで済ませ、やや興奮している息子を寝かしつけ、致死量のビールを飲んで眠りについた。

なんだかんだと結局は息子を抱っこするシーンが多く、私は足腰に若干の疲労感。

翌日は7時に起きてホテルのブッフェで朝食。
貧乏根性丸出しでで腹がはち切れんばかりに朝食を食べる。
息子にも普段は食べられないおしゃれ朝食を、と色々と取り分けたが、結局息子が食べたのはいつもと同じ納豆ごはんだった。

ランドの開演時間に合わせて到着。

ここまで書いてきてあっさりと済ませるが、ランドは平日にも関わらず、かなりの混雑だった。
面白そうなアトラクションはだいたい1時間待ちで、休憩をしようにも20分ほど待たなくてはならなかったので、だいたい散歩して終わらせた。

なんでも、アナ雪?と言うのが始まっているらしく、混雑しているようだ。

ディズニーとの関わりはほぼ皆無なヤクザで暗い道を歩んできたので詳しくは知らなかったが、ディズニーは誕生日月に行くと、園内でキャストさんが様々なサービスをしてくれるらしい。
2日間に渡って誕生日月の人たちが受けるサービスを色々見たが、これはかなり楽しそうだった。
息子にも楽しませたいので、次回は息子の誕生日月に行こうと思った。



これぞ非日常!息子もじっと見入っておりました。



宿泊した翌朝、これからディズニーランドなのに無駄に体力を削る息子。



ランドに着く前に爆睡。



アナ雪のパレードを楽しむ息子。
コメント
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