タイトルの言葉はネット上で拾った言葉だ。
12国記 月の影 影の海(上) 采王黄姑の言葉
真実だと思う。
思いながらつい自分自身の境遇に不平不満を抱く。
貧乏は嫌だ。
こんな田舎は嫌だ。
弛くて締め付けのないゴムズボンを穿いている自分が嫌だ。
洗濯機の使い勝手が悪くて気に入らない。
掃除機ってなんて面倒くさいんだ。
血糖値がなんだ!
文句ばかり言っている。
心に響く名言がある。
12国記 月の影 影の海(上) 采王黄姑の言葉
自分で努力もせずに文句ばかり言っている自分が恥である。
確か延王尚隆の弁だったと思うんだけど、見つからないので後に補足
確か延王尚隆の弁だったと思うんだけど、見つからないので後に補足
若い頃には辛いことも色々あった。
確かに忘れてしまえば終わりだった。
辛いことがあればそれ以上に楽しいこともあった。
そうやって59年生きてきた。
洗濯機の使い勝手が悪くてもちゃんと洗濯して乾かせて清潔な衣類を着ていられる。
掃除機が気に入らなくても掃除は出来る。
血糖値を気にしつつも、取り敢えずは健康だ。
誰が幸せにしてくれるものじゃない。
気分次第で人は幸せでいられるのだ。
私は充分に幸せである。