中崎と石橋で北アルプスの穂高方面に行ってきました。
今回の計画では上高地~涸沢(泊)~北穂東稜~北穂~涸沢(泊)~奥穂~前穂~奥明神沢のコル~岳沢(泊)~上高地でした。
しかし、涸沢テント場の受け付けで北穂東稜の状態がここ数年で一番悪いとの情報を得たため、2日目は涸沢~北穂~穂高岳山荘~涸沢に変更としました。東稜の状態が悪いときに涸沢~北穂~穂高岳山荘~涸沢に変更するのもどうかと思いましたが、北穂ノーマルルートだけでは物足りないと考えての変更です。
今回の計画では上高地~涸沢(泊)~北穂東稜~北穂~涸沢(泊)~奥穂~前穂~奥明神沢のコル~岳沢(泊)~上高地でした。
しかし、涸沢テント場の受け付けで北穂東稜の状態がここ数年で一番悪いとの情報を得たため、2日目は涸沢~北穂~穂高岳山荘~涸沢に変更としました。東稜の状態が悪いときに涸沢~北穂~穂高岳山荘~涸沢に変更するのもどうかと思いましたが、北穂ノーマルルートだけでは物足りないと考えての変更です。
久しぶりの上高地
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本谷橋の支柱
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先行した中崎がテント設営のため掘り下げ中
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涸沢のテント場
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5月4日 涸沢より前穂高岳方面
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涸沢より奥穂高岳方面
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涸沢より北穂高岳方面
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北穂への途中から前穂方面
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東稜へのトラバースの開始地点で、最終的に北穂東稜に行くか穂高岳山荘を目指すかずいぶん悩みましたが、計画変更を連絡していたため(涸沢の電波の状態が悪く、涸沢に帰ってきてからの連絡になってしまったようです)、計画どおり穂高岳山荘を目指すこととしました。結果、東稜は結構な渋滞、縦走は人には会わずに集中して進むことができました。
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人が入っているからといって行くかどうかを決めるのではありませんが、北穂涸沢岳間には先行1名がいたためトレースに助けられました。
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人が入っているからといって行くかどうかを決めるのではありませんが、北穂涸沢岳間には先行1名がいたためトレースに助けられました。
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ヤバめのトラバースが2カ所あり、ノーザイルで通過。
鎖場付近ではザイルを出して下りました。
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奥穂側から1パーティー5名が涸沢岳を下りているのが見えましたが、どうしてもそこを登るのが億劫になり、北穂涸沢岳間のコルに14:00着だったこともあり、コールを入れて北穂涸沢岳間のコルから尻セードで涸沢に帰還しました。中崎さんはびびってましたが、200m尻セードはすこぶる楽しかった。
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なお、今回計画していた山行の道中で2件の滑落死亡事故が発生しました。
①5月2日の前穂の事故は、横尾の警備隊員から聞いて知りました。ここで奥明神沢の「のど」での滑落と巻き込みの事故であったとの情報を得ています。全装備を担いでの前穂からの下山に不安がよぎり、涸沢から上高地への下山に計画を変更しました。
②5月5日のザイテンの事故は、ザイテン下部に人が集まっていたのと、警備隊員が急いで登っていったのとで事故だろうとは思っていましたが、まさか死亡事故だとは思いもしませんでした。下山決定してのんびり横尾へ向けて下山中に現場にヘリが向かっているのを目撃しました。
他人事とは思わずに、注意していきたいと思います。
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