群馬独峰会活動日記

写真付きで活動報告や会員募集を行っていきます!
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沢登り@白毛門沢(夏合宿) 2015.08.08-09

2015年08月19日 21時47分53秒 | 山行記
今月8日~9日、会の夏合宿という名目で、白毛門沢で沢登りしてきました。
白毛門沢といえば、去年の秋にチャレンジしたものの、雨が降ってきて途中で中止した沢です。
今回こそは、山頂まで登りきりたい!という気持ちがありました。

そして、夜は独峰会シェフ(食当ともいいます)の吉崎さんが腕によりをかけた料理を用意して待っていてくれるという、なんてステキなシチュエーション!

参加者は、金井さん(CL)、田島さん、平野さん、梅原さん、後藤さん、大淵さん、力山(記)です。

白毛門駐車場から出発。


明るい穏やかな沢です。


金井さんと梅原さんは少年のようです。



ハナゲノ滝に到着。まだみんな元気いっぱいです。


少しずつ沢登りらしくなってきました。


私はバテバテでしたが、余裕の大淵さん。


水がなくなってからのスラブ帯がこれまたキツイ!!


ようやく山頂に・・・


個人的には沢登りは3回目でしたが、今回のが今まででいちばんキツかったです。
しかも、梅原さんによると、この沢でも初級とか・・・まだまだ修行が必要だと痛感。

フラフラになりながらも、なんとか全員無事下山。
そして・・・待ちに待ったバーベキュー♪(吉崎さん3時間も待ちぼうけさせてしまいスミマセン!)


焚き火を囲んで団欒♪焚き火ってなんだか落ち着く~



美味しい料理と美味しいお酒を山の中で。なんて贅沢~
茂木会長もビールの差し入れとともに、途中参加していただきました。山の話、おもしろかったです。
ありがとうございました!

朝も、吉崎シェフの絶品BLTサンド、これがまた美味しかった~


ぱくついてます。


今回の沢登りでは、技術もスタミナも脚力もすべてが足りないと痛感しました。
こんな私ですが、ベテランの皆さんのフォローのおかげで何とか登りきれました。
皆さん、ありがとうございました!
また沢に連れていってくださいね♪

明神縦走 2015.08.14-16

2015年08月17日 12時06分52秒 | 山行記
平成27年8月14日~16日、単独で明神を縦走してきました。
予定では
【1日目】上高地-奥穂南稜-穂高岳山荘
【2日目】穂高岳山荘-涸沢-前穂北尾根5・6のコル-奥又白池
【3日目】奥又白池-A沢-明神縦走-5峰南西尾根-上高地
でしたが、山に入ること自体半年ぶり、しっかり歩くのは8ヶ月ぶりだったため、案の定妥協に次ぐ妥協の山行となってしまいました。(石橋記)

【1日目】
 7:30 上高地
10:30 岳沢小屋
11:20 南稜取り付き
12:15 下降開始
【2日目】
 3:00 岳沢小屋
 7:00 前穂高岳
 9:00 2峰取り付き
11:40 2峰頂上
13:30 5峰頂上
18:00 南西尾根末端
21:00 岳沢小屋
【3日目】
 9:00 岳沢小屋
12:00 上高地

【1日目】
重太郎新道経由で奥穂まで行くことも考えましたが、とりあえず奥穂南稜取り付きに。かなり手前から脇の壁を伝って、たどり着きました。この後、数パーティーが下見に来ていました。


本日の南稜は敗退です。取り付いてみたものの、前回それほど難しく感じなかった最初のピッチが難しく、懸垂で降りてきました。ガスが晴れてから確認してみると間違ったルートを登っていました。本来であればルンゼを詰めるところ、左の尾根に入り込もうとしていたようです。こちらのルートではトリコニーまで行くのも困難なようで、突っ込まなくて本当に良かった…。捨て縄を3本残置。


【2日目】
予定を変更して本日は明神縦走。3:00出発。革手袋が残置されているようです…。


7:00、前穂山頂。山頂は独占ですが、2番乗りでした。


前穂北尾根と槍ヶ岳


前穂山頂から明神に向けて出発してすぐ、明神東稜を登ってきたという単独者と出会い、お互いの安全を確認する。
8:50頃、涸沢の方でヘリがホバリングしていたので、遭難かなと思っていたらやっぱり…。

2峰より明神1峰。


1峰より2峰


2峰登攀ルート1ピッチ目。コル正面より少し左側からスタートします。最初の1手が少し遠く感じますが、1段上ってしまうと安定します。1ピッチ目終了点より左に5m程トラバースして2ピッチ目がスタート。
懸垂で降りてくる(5峰方面からの縦走)2パーティーを待って登攀開始。1ピッチ目は順調。


2峰登攀ルート2ピッチ目。2度もトラブルに見舞われる…。


2ピッチ目でトラブル発生!1ピッチ目の終了点(トラバース前)をビレーポイントとしてのですが、フリーにしたはずのロープが伸びてきません。ビレーヤーがロープを出すのを忘れたようなもので、これより上に登れません。岩に絡まったロープをほどきに降りざるを得ませんでした。単独登攀でも初めての経験。気を取り直して登り始めるも、終了点まで1mのところでまたもやロープが伸びてこない…。何とか終了点に届いたので下降してみると、結び目が岩と岩の間に挟まっていました。


3峰より2峰


2峰より3峰


4峰より3峰


3峰より4峰


5峰より4峰。


4峰より5峰。山容を見るとわかりますが、3峰・4峰・5峰はすべて岳沢側を巻きます。
コルの辺りにテントが一つありますが、あまり張りたくない場所ですね!怖くないのか聞いたところ、「良い眺め」だとか…。


13:30に5峰山頂。ここまではわりと順調かな!?


5峰を見上げる。晴れているので、迷うことなく南西尾根に入ることができました。


南西尾根でも難所と言われる痩せ尾根が始まりました。妙義の縦走路のような感じ。


誤ってペットボトルを落としてしまったのですが、10秒ぐらいカランコロン転がっていました…。どういうところに居るのか、改めて気を引き締めました。


5峰山頂から南西尾根末端(登山道道標7)まで4時間半。さらに岳沢小屋まで3時間…。だめだこりゃ!
休憩中に少しウトウトしてしまい、元気が出るのかと思いきやその後も全く足が前に出ませんでした。