ここ数日病院等を梯子していてブログをUP出来てません。寝ないと潰れるのでこれから仮眠します。
リポートが凄すぎます! 山本さん、また引用させて頂きます。後程サイトででも返信させて頂きます。
山本 淳平 5時間前(2022/05/18 17時頃)
2期工事区間にパーキングメーター駐車場を設置する理由として、千代田区役所側が“交通量が多い”という理由を挙げていますが、過去10年間の交通量を実際に調べてみると千代田区内の交通量は減少しています。
1期工事区間に比べて2期工事区間の方が交通量が多いというのも不思議な話です。
白山通りと千代田通りから神田警察通りに入ってくる車両がそんなに多いんでしょうか?
そうだとしても、千代田区全体で四輪車及び自動二輪車の交通量は減少傾向にあるので、“交通量が多い”という千代田区役所の主張には無理があります。
千代田区Webサイト 行政基礎資料集
各年度の『8.警察・運輸・通信』の項目『8.7主要交差点自動車交通量』より
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/toke/kisotoke/index.html
交通量の調査結果となる主要交差点自動車交通量は、当該日の午前7時から午後7時までの数値(この時間帯に交差点を通過した車両数)です。
千代田区内の調査場所は桜田門、昌平橋、岩本町、三宅坂、大手門、半蔵門、九段下、神保町の8か所です。
(※神保町のみ平成25年から調査開始)
参考に、神保町、九段下、昌平橋、岩本町の4か所の交通量を比較してみます。
四輪車の台数を比較すると、以下のようになります。
神保町(靖国通りと白山通りの交差点)
平成25年 55,069台 → 令和元年 49,936台
九段下(内堀通りと靖国通りの交差点)
平成21年 49,804台 → 令和元年 44,617台
昌平橋(本郷通りと外堀通りの交差点)
平成20年 29,981台 → 令和2年 26,179台
岩本町(昭和通りと靖国通りの交差点)
平成20年 63,497台 → 令和2年 57,530台
年によっては前年より増加していることもありますが、全体的に減少傾向です。
また、自転車の台数を比較すると、以下のようになります。
神保町(靖国通りと白山通りの交差点)
平成25年 3,240台 → 令和元年 3,173台
九段下(内堀通りと靖国通りの交差点)
平成21年 2,025台 → 令和元年 2,756台
昌平橋(本郷通りと外堀通りの交差点)
平成20年 3,096台 → 令和2年 2,106台
岩本町(昭和通りと靖国通りの交差点)
平成20年 3,480台 → 令和2年 2,998台
こちらは場所によって増加していたり減少していたりとばらつきがあります。
年によっても極端に増えたりすることがあるので交通量の変化の傾向を読むのは難しいです。
(※岩本町では平成26年に5,832台を記録)
この交通量の元データは警視庁の交通量統計表です。
奇数年調査と偶数年調査では調査地点が異なるので、2年毎のデータになっています。
警視庁Webサイト 交通量統計表
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/jokyo_tokei/tokei_jokyo/ryo.html
警視庁Webサイト 交通量調査地点図
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/jokyo_tokei/tokei_jokyo/ryo.files/zentai_cyousachitenzu.pdf
警視庁のデータの方がより詳しく明記されています。
交差点を通過する車両がどの方面から来たか等のデータもあります。
神保町のデータが最も参考になりそうですが、他の交差点と違って平成25年度調査開始なのが残念なところです。
下記に詳細を記載します。
神保町(靖国通りと白山通りの交差点)
調査日:令和元年11月12日
四輪車 49,936台
二輪車 3,062台
全車両 52,998台
自転車 3,173台
調査日:平成29年11月9日
四輪車 50,881台
二輪車 3,329台
全車両 54,210台
自転車 3,129台
調査日:平成27年10月22日
四輪車 52,495台
二輪車 3,677台
全車両 56,172台
自転車 3,410台
調査日:平成25年10月22日
四輪車 55,069台
二輪車 4,225台
全車両 59,294台
自転車 3,240台
九段下(内堀通りと靖国通りの交差点)
調査日:令和元年11月12日
四輪車 44,617台
二輪車 2,675台
全車両 47,292台
自転車 2,756台
調査日:平成29年10月31日
四輪車 44,775台
二輪車 2,938台
全車両 47,713台
自転車 2,545台
調査日:平成27年10月20日
四輪車 43,636台
二輪車 3,382台
全車両 47,018台
自転車 2,651台
調査日:平成25年11月18日
四輪車 46,689台
二輪車 3,261台
全車両 49,950台
自転車 1,751台
調査日:平成23年11月7日
四輪車 48,345台
二輪車 4,201台
全車両 52,546台
自転車 2,209台
調査日:平成21年11月26日
四輪車 49,804台
二輪車 4,379台
全車両 54,183台
自転車 2,025台
昌平橋(本郷通りと外堀通りの交差点)
調査日:令和2年11月25日
四輪車 26,179台
二輪車 1,027台
全車両 27,206台
自転車 2,106台
調査日:平成30年10月23日
四輪車 27,010台
二輪車 1,265台
全車両 28,275台
自転車 2,059台
調査日:平成28年10月13日
四輪車 28,274台
二輪車 1,532台
全車両 29,806台
自転車 4,030台
調査日:平成26年11月10日
四輪車 29,991台
二輪車 1,899台
全車両 31,890台
自転車 3,512台
調査日:平成24年11月6日
四輪車 31,014台
二輪車 1,212台
全車両 32,226台
自転車 1,172台
調査日:平成22年11月16日
四輪車 31,406台
二輪車 2,381台
全車両 33,787台
自転車 3,303台
調査日:平成20年11月26日
四輪車 29,981台
二輪車 2,634台
全車両 32,615台
自転車 3,096台
岩本町(昭和通りと靖国通りの交差点)
調査日:令和2年11月25日
四輪車 57,530台
二輪車 3,439台
全車両 60,969台
自転車 2,998台
調査日:平成30年10月23日
四輪車 59,204台
二輪車 4,103台
全車両 63,307台
自転車 2,839台
調査日:平成28年10月13日
四輪車 60,261台
二輪車 4,753台
全車両 65,014台
自転車 5,779台
調査日:平成26年11月10日
四輪車 60,240台
二輪車 4,476台
全車両 64,716台
自転車 5,832台
調査日:平成24年11月6日
四輪車 63,598台
二輪車 3,632台
全車両 67,230台
自転車 1,692台
調査日:平成22年11月16日
四輪車 63,198台
二輪車 6,234台
全車両 69,432台
自転車 4,300台
調査日:平成20年11月26日
四輪車 63,497台
二輪車 6,833台
全車両 70,330台
自転車 3,480台
山本 淳平 1時間前(2022/05/16 12時頃)
千代田区のまちづくりに携わる皆様。
時間を無駄にしないでください。
皆様の給与は税金により支払われているはずです。
パーキングメーター設置のためにイチョウを伐採しなければならない?
イチョウを伐採するための理由をこじつけたつもりなのでしょうが、出発点も方向性も間違っていれば正しい目標にたどり着くことはありません。
少し調べれば矛盾が出てくるような、その場しのぎの嘘をつくのはやめましょう。
社会人としてみっともないです。
千代田区のまちづくりは、神田警察通りのパーキングメーターを廃止する方向性で検討していたはずです。
以下、千代田区Webサイトの資料からの引用です。
千代田区Webサイト 神田警察通り沿道まちづくり整備構想 (案)
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/7003/kandakeisatsudoriendomachizukuri-koso.pdf
“⑥ 荷捌き・駐車場の考え方
■ 神田警察通り周辺のパーキングメーターやコインパーキング等を「駐車場」や「荷捌きスペース」として活用する。
○ 駐車場の現状
神田警察通りのパーキングメーターの台数
141台(月間平均稼働率 32.1%)※警視庁駐車対策課資料による。
神田警察通り周辺の駐車業組合加盟の時間貸し駐車台数
178台(平均稼働率 69.0%)※神田駐車業組合ヒアリングによる。
神田警察通り周辺のコインパーキングの駐車台数
104台(稼働率 62.5%*)*現地調査日:平成 22 年 8 月 4 日 10 時~11 時
○ 駐車場の考え方
神田警察通りのパーキングメーターを廃止しても、既存の駐車場等で代替可能と推察される。
一方、一定規模以上の建物が建築されることによって来街者の増加が見込まれる場合は、建築される建物に駐車場を設置する。
○ 荷捌きスペースの現状
現状では、大半の荷捌きは建物直近の道路上で行われている。
○ 荷捌きスペースの考え方
神田警察通りはこれまでの自動車を中心とした通りから、人を中心とした通りに変えていくため、原則として神田警察通りでの荷捌きは行わない。
・荷捌き時に歩道と自転車道を横断するため、安全性の確保が難しいため。
・警察通り以外のパーキングメーターや周辺のコインパーキングの活用により、荷捌きについては全域をカバーできると推察されるため。
一定規模以上の建物が建築される場合には、建物に地域開放を含めた荷捌”
神田警察通り沿道整備推進協議会 第15回資料(令和元年7月8日開催)
事務局配付資料 資料4
内神田地区における都市再生駐車施設配置計画策定に向けた検討 より
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/7003/15kyogikai-shiryo4.pdf
“■検討経緯
• 神田については、1階が建物内駐車場関連の出入りで占められる建物、青空駐車場、路上パーキングメータが点在している状況
• 駐車場によりまちの賑わいが低下・分断されるとともに、街区内路地の魅力が低下
• このような状況は、神田だけではなく日本各地の都市部における共通の課題
↓
• このような現状を受け、国は、都市再生特別措置法を改正(2018年7月)
「都市再生駐車施設配置計画制度」創設
→エリア単位で駐車場地域ルールを策定
→「駐車場附置義務の緩和」が可能に
↓
• 神田警察通り全体での検討となると、大規模・広範囲になるため、路地空間が多いことと、南北の動線の強化といったまちづくりの観点から、内神田1丁目地区をモデル地区として検討を開始
(中略)
2 地元ヒアリング会
• 内神田1丁目地区における街の現状と駐車場の課題を認識
1階部分が駐車場で占められる建物、青空駐車場、路上パーキングメーター等が点在
駐車場により街の賑わいが低下・分断されている
• 路面レベルにオープンな用途を誘導することで、人の賑わいを感じられる歩行者優先のまちを目指していく旨合意”
住民監査請求中の伐採に対し、千代田区に賠償請求をしました!
https://www.change.org/p/樋口高顕千代田区長-神田っ子の誇り-神田警察通りの32本のイチョウを伐採せずに工事してください/u/30542597
山本 淳平(2022/05/31 3週前)
この疑問は、本来なら千代田区の職員の方が答えるのが筋だと思いますが、私も地元住民ではありませんので第三者として答えます。
“根が大きくなり過ぎて、歩道が侵食され幼児や高齢者の通行、特に夜間は危険になる”
このことについて千代田区側が住民の声もしくは現地の測量結果に基づいた根拠を示していれば、イチョウを伐採できる正当な理由の一つにはなります。
しかし、2019年に実施されたアンケートでは回答者の年齢を把握できるような設問はなく、千代田区側から4704通を配布されたうち680通しか回収されていません(回答率14.44%)。
神田警察通りの水準測量を行って、歩道の不陸(でこぼこ)が確認されたというようなデータも見たことがありません。
また、イチョウを伐採せずに歩道を拡幅する工法をとれば、伐採を伴わない工事が可能です。
イチョウを伐採してその後街路樹を完全になくす、という計画であれば、心情的には別として千代田区の言い分に筋は通ります。
ですが今の計画ではイチョウを伐採した後にヨウコウザクラを植樹することになっていて、ヨウコウザクラの方がイチョウよりも根上りなどで歩道に与える影響が大きいです。
本数も
現在 イチョウ32本
↓
工事予定 ヨウコウザクラ39本
となっているので、歩道の不陸(でこぼこ)を発生させる要因をわざわざ増やすことになってしまいます。
つまり、イチョウを伐採すればヨウコウザクラを植樹することになり、幼児や高齢者が歩く歩道が危険になる可能性が高くなります。
よって、歩行者の安全の面から考えると、イチョウを伐採する正当性はありません。
※2022/05/31 追加(引用)させて頂きました。