だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

私と私の腕時計

2018年06月29日 | 日々の暮らし
もう半世紀以上前の事、入学祝に頂いた時計はシチズンだった。

多分お祝い相当の品だったんだろうな。毎日きりきりとリューズを巻いて登校したものだった。

新婚旅行でヨーロッパへ行き、スイスでオメガの時計を買って貰った。当時の私には尻込みする程の時計だった。

夫は、職業柄 自分は時計をしなかった。

その後、義姉がヨーロッパへ行き、夫に同じオメガの時計を買って来てくれた。



夫は日頃身につけない時計に多少はうろたえたものの、それでも、遊びに行く時は、必ずつけて行った。

そして、ボーリングに行った時、ついつい外した時計をボーリング場に忘れて、数分後に駆け付けた時には時計は無かった。

高齢出産で末っ子を産んだ時、夫から「セイコーのティセ」の時計をプレゼントして貰った。

それは、小さなボールチェーンの集合体の中に、直径1センチ位の時計がちょこんと入っている、とても可愛い物だった。

これは長く使用した。電池を変えつつ、多分10年以上活躍した。しかし、老眼が進行してしまい、今は盤面が見えない。

時計屋さんに事情を話すと、「液漏れしないように電池を外して、大事に保管して下さい」と言われて、今も引出の中に入っている。

その頃の時計ったら、もう「キヨブタ」でないと買えない高価な物だった。

今はどうかすると、電池を入れ替えるより安い値段で本体が買える。

時計業界も大変な時代になったな・・・

実は、もうすぐ行く「恐怖のバス旅行」の為に通販で時計を探していて、昔の値段を知っている者として、余りの安さに轟然としているのである。

なんて言いながら、ヤスモンの時計買ったけど。