舅は将棋が好きで、それは夫に遺伝し、次に息子に継承され、我が家の男どもはみんな将棋が好きだ。
昨日は藤井君が30歳年上の何とか(ああ、こっちの人の方がエライのに、名前忘れた!)さんとタイトルをかけた大勝負で、アベマTVが主催していたのを、最期迄見てしまった。
見てしまったんじゃなくて、見ていたんだけど、私は将棋はさっぱり分からん!
駒の名前こそ知っているけど、並べ方も分からん。
でも、昨日の名勝負は、分からないなりにも見応えがあった。
解説者も見事だったが、テレビのこちら側で、娘と息子までが説明してくれる。
「ああ、あこに打ったかあ。。一気に攻め落とす気やなあ」とか
「あれ、ああやってこうやって、そっかここで詰みにする気なんかいな」と娘。
「オネエちゃん、将棋分かるの?」
「分かるとまでは行けへんけど、何となく、見てたら、次の手もなーんとなく分かるようになった」んだってさ。
他に見たい番組もないし、勝負はジョジョに年上の棋士が攻められているらしい。
息子曰く、藤井君は「スポーツカーが来たと思ったら、ジェット機やった」という位迫力のある、大胆な将棋をするんだとか。
「両者、白熱してますねえ、ここでどう仕掛けるんかなあ」なんて言いながら、見ていたら、解説者の将棋の駒の動きを見るうちに、「あれ?こう行くのかいな」と、なーんとなく、駒の動きが分かってきた。
成程、これはおもろいゲームやな。。。駒夫々に色んな縛りがあって、それを上手に使い分けて、王様を狙う。
藤井君は、おっとりさんで、でも、羽織袴姿がとても良く似合う好青年である。
将棋って、下半身は「ピクとも動かない」けど「頭は全速力で走っている」ような競技だな。
めちゃ体に悪いじゃん!
でも、棋士におでぶチャンは居ないのよね。それだけ頭を使うんだろうねえ。
私もぼちぼち息子から習おうかなあ、ダイエットになるかもしれないわ、なんて思ったら、
「あほな、お母さん、10時間じっと座ってながら、頭フル回転せなアカンねんで、出来る訳ないやろ」だそうで。
ごもっともでございます。でも痩せたいの~。