三日間背中に「カイカイの素」を貼り続け、寝る前に孫の手で、周囲をこそこそと掻けば、余計痒みも増して、悶絶する事3日。
漸く剥がして判断する事となった。
看護師さんが、個室に案内してくれて、上半身裸になって下さいとおっしゃる。そらそうだ、でないと判断できないものね。
えいやっと勢い良く脱いだら、クーラーの冷気でぶるっとした。ついでに、たるんだ二の腕がぶるんとしたと思ったが事実か気のせいか・・・
看護師さんが、バスタオルを持ってきて「先生がいらっしゃる迄これを使ってね」と有難いお言葉。お礼を言って、遠慮なく使わせていただいた。
ほどなく先生がこられて、背中のパッチテスト用のテープをびりびりと剥がし、カメラで背中をぱちぱち写して、そこから、さあ、アレルギー反応のあった場所をチェック。
きっと、眼科で貰った点眼薬及び塗り薬は赤くなっているだろうと思ったのに・・・
「ふむ・・・どっこもどうもないねえ、おかしいなあ、ほたら、何であんなに腫れたんやろねえ」
「それは、私も聞きたいわ!」←心の声
「それにしても」と私の顔をまじまじと見て「もう顔きれーになっとるなあ。目えもちゃんと二重になっとるで」
「は、はい、そうです。腫れは何とか引きました」
「それにしても、すぐ腫れるし、すぐしぼむ顔やなあ」
「ははは、すみません」
結果、アレルギーは検出されず、何故あんなに顔がぱんぱんになったのかも分からず、今回の「めぱちこ騒動」は終焉したのである。
それにしても、目薬を背中に塗りたくって、赤くならないからアレルギーはありませんって??
これからは、なるべく薬は飲まんとこ。薬はリスクって言うものね。