だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

トイレが壊れた!?

2020年10月27日 | 日々の暮らし

うちのトイレは「自動でフタが開き、勝手に流してくれて、静々とフタが閉まる」どっこも触らないで済む仕様になっている。

前の家は、そうは行かず、フタの端を多人数が触るのがどうも嫌だった。家族と言えども、仕事、学校、職場とどこで何を触ったかわからん人の触ったものを触るのは、潔癖症の私にはコタエルのだ。

潔癖の癖に、部屋はぐちゃぐちゃ、納戸は毛糸と布きれが山積みだけど。

なので、ここに引っ越しする時「トイレは絶対オートじゃないと嫌」と、そろそろ出始めたオートマチック式にしたのは言うまでもない。

 

で、先週末にも、何気なくトイレに入ったら、フタがパッカーンと開いていたのである。私の前にここに入ったものは居ないのに?

 

暫く様子見しましょうと夜迄待ったが「ぱっかーん」のまま。

夕食時に息子に「お兄ちゃん、三階のトイレのフタ開閉装置壊れてるね。開けっぱになってるよ」

 

「なんやて?!そらお母さんの見間違いちゃうか?」とけんもほろろっちゃあこの事でぃ。おっかさん、とうとうボケタとでも言いたそうな顔なので、もうそれ以上は言わなかった。

そして、土曜日日曜日と過ごして、月曜日に「兄ちゃん、開いてるやろ?」

「ええ?ん・・・開いとるな」だけ言って仕事へ行ってしまった。

 

さあ、どうしたものか、これは取り付けてまだ4年しか経ってないのに、そんな早く壊れちゃイカンじゃないの。

 

トイレに篭り、しげしげとフタの裏を見ていたら、フリーダイアルが書いてあった。

しめしめとトイレからTOTOへ電話。

「只今大変込み合っております」でも「ご相談は1を」でも何でもいい、だって無料だもの。

それでも20分位で、漸く人間の若い(であろう)オペレーターに繋がった。

「お客様、どうされましたか?」

 

「ああ、お尋ねしますが、うちのトイレ全自動ですが、2日前からフタが開いたままなんですよ」

「承知しました。フタにカバー等付けておられますか?」

「いいえ、付けてません」

「そうですか・・・・」←多分ね、カバーとか付けてたら「それが原因ですっ」と言いたかったんだろうなあ。

 

「では、一度電源をお切り下さい。10秒程で、もう一度電源を入れてもらえますか?」

「え!?電源・・ですか。はい、ちょっと待って下さいね」と裏側へ潜りこみ電源を引っこ抜く。

 

「こうしてお話している間に10秒経っておりますのでね、コンセントさして頂けますか?」

 

「はぁ、ちょちょっと待って下さいね」と又トイレの裏側の電源を入れる。でも「ぱっかーんのまま」

 

「開いたままですけどねえ・・・」

 

「さようですか、一旦トイレから出てお待ち下さい」  ぎょ、私がトイレの中に居るって、何でわかるの?

 

あ、電源抜き差ししたからか!

 

「閉まりませんけど」

 

「それでは、明日にでもメンテナンスの者を行かせますので、お名前とご住所をお願いします」と言われ、廊下でつらつらと話して電話を切った。

 

振り向いたら「フタが閉まっていた」え!何でなんで~?とどたどたとトイレに入ったら、いつものように「しずしず」とフタが開いた。きゃ~~TOTOに電話しなくっちゃ。明日誰か来てもらったら申し訳ないし。

 

又フリーダイヤルを回し、「すみません、治りました」と電話を持ったまま、米つきバッタのように謝る私。

 

声は違うおねえさんだったけど「今後も当社の製品を宜しくお願い致します」なんて言われちゃった。

 

は~恥ずかす。

 

つまりが電気製品が故障したら、コールセンターへ電話する前に「電源の抜き差しをしてみる事が必須」と言いたかっただけなのである。え?それって常識?マジでっか。知らんかったわ~~。