我が家では、夏になると、子供達は「キンカン」とか「ベープ蚊取りマット」というグッズで蚊に備えるんだけど、私は、もう「蚊」さえ寄って来ないのである。
ここへ来てもう15年は経つのに、部屋に「蚊取り線香」とか「電気蚊取り」なんぞ置いたことが無いのが自慢である(自慢ちゃうか・・・)
そんな私だが、お散歩の時の「極小のやぶ蚊」は、まだまだ、私の血でもいいのかして、公園に行くと、まとわりついて来る。
なので、こっちも「蚊対策」として、長袖、首ショール、パンツも厚手のぴったりした物、靴下、運動靴と備えはばっちりなんである。
そうなると、やぶ蚊も攻撃しやすい、フクの腹を狙う。クヤシイ!!
散歩から帰ったら、全身を濡れタオルで拭いてやるんだけど、腹回りに数個の赤いポッチ(やぶ蚊に刺された)があると、あったまに来て、マジで「蚊全体をこの世から抹殺したい!」と思うのである。
何かいいアイデアは無いものかなあ。フクのチュルチュルのお腹をやぶ蚊から守る方法なんか考えなくてはいけないなあ・・・
あれこれ考えながら歩いていたら、同じ名前のビーグル君にあった。お久しぶりだ。ついつい立ち話をしてしまう。
前回お会いした時、ダンナ様が入院していて、もうすぐ退院するとおっしゃっていたので、
「もう、ご退院されましたか?」と聞くと、眉毛をしかめて、
「まだやねん」「あら・・どうされたのですか?」
「それがな、病院で帰る帰るてわめいていたら、医者が「イロー」したら帰れるでて言うたらしくて、それやったんやて」
「はぁ??イローって、あの『胃瘻』ですよね」内心そんなやっかいな事したら、家庭で看護出来ないのとちゃうかとか思いながら。
「そうやねん、で、明日『胃瘻の講習会』に行くねん、私に出来るやろか」
「へ・・うーん、私は未経験なので、何とも言えませんけど、消毒さえしっかりされたら、何とかならないでしょうかね」
と当たり障りの無い返事をしてしまった。だって、分からないもの。そこで数分立ち話をしただけで、やぶ蚊に靴下の上から数か所さされてしまったので、慌てて帰宅。
「ああ、立ち話しちゃって、あちこち噛まれたわ」と娘のキンカンをかりて、足に塗り塗り。
滅多に塗らないから、よう効く事!は~すっきりした!と娘にキンカンを返したら、今度は下まぶたが痒い。
鏡を見ると、アイラインの所がぷっくり腫れている。ありゃま、マブタを噛まれる迄気が付かないなんて、年は取りたくないねえとコボスと、娘がすかさず「キンカン」を差し出すけど・・・・塗れませんっ!(つд⊂)エーン