月に1回だけ、お薬を貰いに内科へ行く。
今日は、朝早い事もあって、待合には、おじーちゃん3人とおばーちゃん一人計4人の先客がいらした。
私5番目、こりゃ早く済むわと入口で消毒液で手を洗って、待合に入る。
すると、新人の看護師さんだろうか、年は、分からないけど多分20代。ここの白衣はピンク色で、それがとても
良く似合う、リカちゃん人形みたいな可愛らしいお嬢さんが、
「おはようございます。お熱を測りますので、お帽子をお取り下さい」と鈴を転がすような声で言う。
「お」が多いんじゃね?なんて思いながらも、素直に帽子をずらして、非接触型の検温器をオデコに当てれば、36,2度で、どうぞと言われて、待合の端っこに座った。
次々と患者さんが来ると、そのお嬢さんが「おはようございます、お熱を~」と繰り返す。
殆どが平熱である。高熱じゃ此処まで歩いて来れんだろ・・・・
すると、私の前に座っていた、白髪のジイサマが、
「ネエチャン、わしの熱も測ってんか」
「え・・・お入りになる時測りましたけど・・・・お熱があるのですか?」
じいさん、一瞬たじろいで
「うん、あるで~~、知恵熱じゃ」
そこまでして、若い女の子と話がしたいかね(怒
新人さん、いそいそと機械を出して「36,5度で平熱ですね」ときっぱり言って、ドアの向こうに行ってしまった。
じいさんと言えども、まだまだ枯れてまへんな~(^_^;)