幼い頃田舎に住んでいた私の家の前は山だった。
農家だったので、野菜に不自由しなかったが、肉は滅多に食べられなかった。
法事等で、親戚が集まるような時、とうちゃんは猟銃を持って、4匹のビーグル犬を連れて、山に入る。
そして、ウサギやいのししを撃ち、犬はそれをくわえて来る。
と言っても、そううまく獲物にありつける筈もなく、とうちゃんは、親戚のおっちゃんに相談を持ちかけた。
「お前とこのビーグルとわしとこのと一緒に山へ入れば、ようけ取れるじゃろう」と。
で、軽トラで30分位の親戚宅まで、ビーグル4匹乗せて出発。
久しぶりに肉(と言ってもウサギかキジくらいだけど)が食べられるとわくわくして待っていたら、とうちゃんが帰宅。で、収穫無し。
「え”~なんで~、10匹も犬おっても何も取れんかったん?」と聞くと、
「それがのお、犬が車酔いしてしもうての、着いたらぐったりで、猟どころじゃなかったわ」
あれから半世紀、今私はダックスフンドを飼っているが、やはり車酔いするので、ドッグランにも行けない。
行く時は、余程の覚悟がないとダメ。大量のバスタオル(吐いてもいいように)窓をあけて、極力景色を見させる。常に話しかける等と涙ぐましい努力をしないと行けないのだ。
なので、夏になると「日本海の犬専用ドッグビーチに行ってきた」なんて聞くと、物凄く羨ましいし、ねたましい。
そのワンちゃんにも よると思いますが
治るみたいですよ
きーちゃんも 以前は車酔いしてたみたいですが
預かりさん宅で ドライブの練習してもらったみたいで
菊乃家に来た時には
車酔い しない子でしたよ~
やっぱり 色々連れて行ってあげたいから
車酔い しない方が良いですよね
それで車に酔わなくなるなんて、凄いですね。
フクは、まず車を見ると「腰が引けてしまいます」
無理矢理乗せると、舌を出してへえへえ言い出して、次第にひえ~んひえ~んと泣き出すんです。
で、抱っこして外を見せると「ひや~ん!」って泣くの。
隣の車のカップルが「あれって、絶対虐待してるのだわ」な疑惑の目を向けてくるのが辛いっす。
このお正月に車で15分位のドッグランに無理矢理連れて行った時はこの有様で、いつもは「ワン!」とも言わないフクが狭い車の中で叫んでいて、叱りまくり。もう遠出はせんとこと思いましたです・・・
我が家に来る前に
車酔いする きーちゃんを
預りさんが いっぱいドライブに連れて行ってくれて
車酔いを 治してくれていました
今では 2・3時間のドライブも 平気ですよ(≧◇≦)
うちは、車に乗るのは「医者通い」が主なので、痛い思いしかしないので、余計ゲロゲロしちゃうのかなあ。
いっぱいドライブしたら、「あ、今日は注射じゃないんだ」と思ってくれるかしら?
我が家の近くにも「保護犬カフェ」があります。みんな可愛いです。殆どがプードルかチワワ・・・飼い主はどんな気持ちで手放したのかと、少し複雑な気分。いつもコーヒー飲んで帰るんですけど、ちょっと気持ち多めにお払いするんです。連れて帰れない申し訳なさで。
フクは、明日は生後90日を越えるので、「裏へ回す」(という意味は??こ・怖い)と言われ、速攻お買い上げしたのです。