1日1枚画像を作成して投稿するつもりのブログ、改め、一日一つの雑学を報告するつもりのブログ。
今日は『果ての二十日』というちょっと聞き慣れない日です。
自分の身を慎み、災いを避けるべき日として古来より伝えられています。
大掃除に正月の準備と忙しい師走ですが、この日は一切の仕事をやめて外出を避け、静かに過ごしていたそうです。
ちなみに「果て」というのは、12月が1年の終わりの「果ての月」だからです。
その由来は諸説あります。
まずは京都。
江戸時代、京都の粟田口という場所には処刑場が設けられていました。
罪人は市中引き回しの後、果ての二十日に首を斬られていたので、この命を忌み慎むための日だったから。
あるいは、処刑の前にひとつ願い事を聞いてもらえる罪人に「あの娘を嫁に欲しい」とか言われないために、女の子の外出を控えた日だったから。
次に奈良。
和歌山との県境の山中に、果ての二十日にだけ現れて人間の命をとる一つ目・一本足の「一本足」「一本だたら」という妖怪がいるから。
このため、12月20日は山に入ることを避けていたそうです。
もっともこれには、冬の雪深い山に入ると命を落としかねないから「そんな日に外に出るな」という戒めの意味もあるのではないかとも言われています。
ちょっと調べてみましたが、どうやら近畿地方あたりの伝承のようですね。
関東はヒットしなかったので、ないのかな...?
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私、霧ヶ原悠の作品は下記のサイトにあるので、気になった方は覗きにきてください!
○唄うビブリオドール(小説家になろう様)(カクヨム様)
○「こうして英雄は魔女を討った」(カクヨム様)
○あの日あの時の、短い夢を永遠へ(小説家になろう様)
○影絵童話集Ⅰ(ノベリズム様)
※文章のみの公開となっています。
○影絵童話集Ⅱ(ノベリズム様)
※文章のみの公開となっています。
今日は『日本人初飛行の日』だそうです。
1910(明治43)年12月19日、東京代々木錬兵場(現:代々木公園)で、徳川好敏(とくがわよしとし)大尉が日本人で初めて公式飛行に成功したことを記念して制定されました。
世界初飛行は、言わずと知れたアメリカのライト兄弟です。
ノースカロライナ州キティホークの海岸にて1903(明治36)年12月17日、彼らは人類初の動力飛行機初飛行に成功しました。
なので実は、12月17日は『飛行機の日』でもあったりします。
これから遅れること7年、日本人も空を飛びました。
その記録は高度70m、飛行距離3,000mというものでした。
高さ70mと言われてもピンと来ませんが、東京証券取引所のビルが地上15階建てでそれぐらいの高さだそうです。
ちなみに徳川好敏という人は、直系の血筋ではありませんが、江戸幕府を開いた徳川家康の末裔にあたる人らしいです。
さらに豆知識。
公式な記録では日本人初飛行は徳川好敏大尉ですが、なんとこの5日前、日野熊蔵大尉という人が実は空を飛んでいました。
ですがこれは正式な飛行実験ではなく、滑走の勢いで誤って離陸しただけと記録されたそうです。
ど、ドンマイ...😅
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本日は『ナボナの日』でございます。
1938(昭和13)年12月18日、和菓子製造販売事業を展開している亀屋万年堂が創業したことにちなんで制定されました。
...さて、ナボナってなんぞ? と正直に思ったのですが。
どうやらこんなお菓子のようです↓
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参照:亀屋万年堂公式通販ホームページ
食べたことあったっけな...??
ナボナは1963年に登場した、亀屋万年堂の代表的なロングセラー商品です。
メレンゲたっぷりの軽やかなクリームをふわふわのソフトカステラで挟んでいます。
定番のお味はチーズクリームとパイナップルクリームで、他にも季節限定の味が色々あるみたいです。
創業者である引地末治氏が、イタリアのローマでお菓子祭りを見て「和菓子の感性を活かしながら、洋菓子の楽しさを盛り込んだお菓子が作りたい」と思ったことが、開発のきっかけだったそうです。
このときお菓子祭りが開催されていたのがナヴォーナ広場だったことから、「ナボナ」と名付けられたんだとか。
ちなみに、元巨人軍の王貞治選手が出演した「ナボナはお菓子のホームラン王です」というCMがあった時代も。
...いや、それ結構すごいことじゃないんですか?
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本日は『明治ブルガリアヨーグルトの日』です...またヨーグルトじゃーん。
1973(昭和48)年12月17日に日本で初めて同商品が発売されたことを記念して、製造・販売元の株式会社明治が記念日に制定しました。
...いや、古いな!?
「明治ブルガリアヨーグルト」は、1970年開催の大阪万博で本場のプレーンヨーグルトを食べた社員が非常に感銘を受けたことから開発が始まりました。
本場の味を再現するために何度もヨーロッパに足を運び、試行錯誤を重ねました。
そしてついに1971年、日本最初のプレーンヨーグルトとして「明治プレーンヨーグルト」を発売しました。
ちなみにこのときのパッケージは、牛乳パックみたいなものだったみたいです。
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参照:明治ブルガリアヨーグルト倶楽部
現在のパッケージの形になったのは1981年のことのようですが、ところで「ブルガリア」は?
実は、発売前から商品名にブルガリアという国名を使いたいということを伝えていたのですが、当のブルガリア国から断られていたんだそうです。
ですがブルガリア国はヨーグルトの故郷であり、そんな国のブルガリア菌を使って作られたヨーグルトであることから、熱心な交渉の結果、1972年に許可をとることができました。
こうして1973年に、「明治ブルガリアヨーグルト」と名前を変更しています。
その後、ブルーベリーやストロベリーなどの味を追加したり、飲むヨーグルトや小パッケージタイプなど様々なバリエーションを展開しています。
ちなみに私は、いくら砂糖を入れても、プレーンタイプのヨーグルトはなんか酸っぱい気がしてあんまり好きではありませんでした。
ところが、なんとこの添付されていた砂糖、2014年に廃止されていました( ゚д゚)
なかったら余計に食べられへんやんと思いますが、よりまろやかなおいしさにリニューアルするのに合わせて廃止されたようです。
世間の声としては賛否両論あったようですが、蜂蜜やジャムを入れるなど他の食べ方もあるよって紹介されていました。
そしてさらに驚きだったのが、この廃止された砂糖(正しくはフロストシュガーというそうです)と同じものが販売されているということ。
もともとは製菓材料として、業務用1kgとかで売っていたそうです。
が、このヨーグルトの砂糖廃止を受けて、新たに「ヨーグルト用のお砂糖」という商品名で販売されるようになりました。
詳しくはこちらの記事へ。
いや〜二重、三重に驚かされましたね。
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今日は『紙の記念日』だそうですよ!!
1875(明治8)年12月16日に、抄紙会社(現・王子製紙株式会社)の工場が営業運転を開始し、開業式が行われたことにちなんで制定されました。
この工場は、西洋の知的水準に追いつくには本の普及と出版事業の活性化が必要だと考えた渋沢栄一氏が設立しました。
渋沢栄一氏は第一国立銀行や東京証券取引所の設立・経営に携わり、「日本資本主義の父」とも称されています。
ちなみにこの方、2024(令和6)年から刷新される壱万円札の肖像にも決まっていますし、2021年の大河ドラマ「青天を衝け」の主人公でもあります。
自分で製本をするようになってから、「紙」というものがどれだけ難しいものか思い知りました。
とりあえず使ってみようと思って買ったものの、「思ってたようにならなかった」「余った」みたいな理由でどんどん紙が溜まっていくんですよ...。
ちなみに、私が今まで製本した作品はこちら↓
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左から、
○チケットホルダー:イタリアンペーパー(表紙)、厚口ケント紙(中身)
○影絵童話Ⅲ:製本クロス(表紙)、インクジェット紙No.242(本文)、中身土台不明
○歌詞集:きれいなマット紙IT-120MP(表紙)、淡クリームキンマリ書籍用紙(中身)
○唄うビブリオドールの童話集Ⅰ:マーメイド スノーホワイト ・るり(表紙)、新鳥の子(中身)
○詩集:イタリアンペーパー(表紙)、本文不明
何の紙を使ったかメモし忘れるというミスも度々やらかしてるので、ちゃんと記録をつけていこうと思います。
一部ですが、中身はこんな感じ↓
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左上が「歌詞集」、その隣が「唄うビブリオドールの童話集Ⅰ」、一番上に乗っているのが「影絵童話Ⅲ」です。
紙は現在、逆境に立たされています。
情報の記録(ノートやメモ帳)も流通(新聞・書籍)も急速に電子媒体に移行しはじめたからです。
電子媒体は手軽ですし、私もマンガアプリをいくつかインストールして楽しんでいるので、そっちの方が良いと思う気持ちも分かります。
でも、そんなの絶対もったいないと思うんですよ。
きれいな紙を使って何を作るか、あるいは自分がデザインしたものをどんな紙に印刷して何に使うか、考えただけでドキドキします。
まだまだこれからもたくさん作っていきたいので、末永く残ってもらいたいものです。
ただ、「こんなことをするにはこの紙がいい!」っていうのは知りたい。切実に。
これでもないあれでもないってやるの、楽しいけどお金がない人間には辛い😭
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私、霧ヶ原悠の作品は下記のサイトにあるので、気になった方は覗きにきてください!
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