いつも心は春気分

2017年9月17日の台風18号被害で生活が一変しましたが、新しい地で心機一転。
穏やかで元気な日々を綴ります。

空き巣 その後

2020-01-11 11:02:27 | 日記
 5日の日曜日に空き巣に入られ、悠々と逃げられ、
 警察の事情聴取や鑑識などで、終わった時は辺りが真っ暗。
 家の中の状況もはっきりわからないまま帰りました。

 翌日、諸々が気になり、午後時間を見つけて家に帰りました。
 暮らしていないとはいえ、自分の家にひとりで帰るのが妙に怖いのです。

 恐る恐る、家の鍵を開け、中に入りました。
 物音がしないか聞き耳を立てます。

 音はしないよね!?

 階段を上り、妹の部屋を覗き、
 今日はいないゾ(そんなに入られても困る)と思いながら、自分の部屋へ。

 うん!?
 ダンボールの上に母の着物をたとう紙ごとたくさん置いていたのが
 ひっくり返っていました。
 この前、警察が来たときに入ったからかなと思いつつ
 持ち上げると、

 えっ!?こんなに少なかったっけ?
 いやいや、明らかに少ない。しかも中身がなくて、たとう紙だけというのもありました。

 やられてる?!

 そして、押入れの前には私の洋服が散乱しています。

 やられた!!

 私の部屋にも入っていたんです。
 ドキドキドキドキ
 動悸が激しくなりました。

 自分の部屋の細かいところまで見る余裕がなくなり
 とりあえず、下に降り両親の寝室だったところに行くと、
 床にたとう紙が1枚落ちていて、押入れに積み重ねていた
 父の背広やコートなどが崩れ落ち、少なくなっていました。

 そこで気づきました。
 空き巣は何回もうちの家に入っているんです。
 逃げた時と同じように、来る時も山から降りてきて山側の部屋から入り、
 リュックに詰めるだけ詰めて、山を這い上がって出て行っていたのです。

 警察には言い忘れましたが、土下座した後、
 立ち去りながら

 警察には言わんで!おばさん!

 人の家に勝手に入っていて、それはないでしょう!
 しかもあんたのような爺さんから言われたくないわ。
 絶対70代です。

 おばさんちゃ、何ですか!?
 警察に言います!

 それを無視して、山を這い上がって行くので

 出ていくなら、表から堂々と出ていきゃいいじゃないですか!?

 去っていくから少し強気…で言い放ちました。

 それから、警察に通報したというわけです。

 それ以後、腹が立って立って仕方なく、
 でも空いた時間に行きたくても、やっぱりひとりじゃ怖いとうのが本音。
 多分、あいつはまた来ると思います。
 舐めてますから。

 プロの泥棒は、金目のものを盗みます。
 でもヤツはこそ泥です。
 洋服を売っても、安価です。
 でもそれでもいいんだと思います。
 定期的に入って持っていけるだけ持って行って、売る。
 多分、そんなことを繰り返しているんだと思います。

 床上浸水で住めなくなり、家を倉庫代わりにしていました。
 泥棒から見れば、ほったらかしにしているから、盗ってもいいんや
 という自分勝手な考えで入っているんでしょうけど、
 持ち主のいる家に入るのは家宅侵入罪ですぞ!

 残しているものには、思い出がたくさん詰まっているのです。
 そんな思い出を盗まれてたまるか!!

 実はね。空き巣と相対時したときに、どこかで会ったような気がしたんです。
 向こうも私の顔を見た時、一瞬たじろいだような…
 キャップと大きなマスクで顔を見えませんでしたけど…
 でも、どこかで会っているような…

 裏庭に洗濯機や冷蔵庫を不法投棄されたのが夏のことでした。
 多分同じ人間ではないかと思っています。
 以前、裏庭に出入りしたことがあり、うちが被災して誰もいない空き家だと知っている人。
 だからわざわざうちまで不法投棄に来て、その時に簡単に入れると確認できた
 と、勝手に思っています。
 証拠はありませんが…。

 今日は、妹も休みなので、今からどれだけ盗まれているのか
 あとは防犯対策をどうするかのチェックに家に帰ろうと思います。

 草もボウボウだし、今後どうするかも大きな課題です。