いつも心は春気分

2017年9月17日の台風18号被害で生活が一変しましたが、新しい地で心機一転。
穏やかで元気な日々を綴ります。

両親を母の幼馴染の元へ

2018-10-14 18:29:01 | 日記
 昨日、両親を我がアパートに招待しました。
 3度めになります。

 今回のランチはお寿司。
 2人ともお寿司が大好きで、でも夏の間は用心のため購入しませんでした。
 涼しくなったし、もう大丈夫でしょう。

 ということで、買いに走ったんですが(スーパーの魚やさんなんですけどね)
 ちょうど望むような寿司がなく、1人800円ほどで12貫も入ったものでした。
 多いなあと思ったんですが、悩んでいる暇もなかったんで
 4人分買って1度戻り、それから妹と2人で両親のいる施設に向かいました。

 外出着に着替えさせ、我がアパートへ。
 急階段なので、毎回ちょっとかわいそうなのですが
 でもまあ、おもしろがって上がってくれるので助かります。

 12貫も入ったお寿司を喜んで食べてくれました。
 母は4貫残しました。
 父が残したのは1貫だけです。
 私たちでさえ、6貫も残したのに、すごいわ!
 よく食べるから健康なんでしょうねぇ。

 ちょっと休憩してから、出かけました。
 もともと、父は外に出て行くのが好きで、ドライブが大好きです。
 この日は2人ともとても機嫌が良く、2人にしかわからない会話を楽しんでいました。
 お互いに一方通行なんですが、なぜか会話になっているんです(笑)

 高速を別府で降りて鉄輪(かんなわ)へ。
 近くまで来て、どこが目的なのか明かしました。

 実は、母の幼稚園からの大親友が鉄輪の施設に入っているんです。
 去年5月、東京からこちらに戻ってきました。
 早くにご主人を亡くし、一人息子を育て
 息子さんはうちと一緒で結婚しないままで働きづめでした。

 定年退職をしてから一緒に暮らすのを楽しみにしていたのに
 一昨年、突然の病でこの世を去りました。
 その一年前、Tおばさんが自宅で倒れているのを危機を察した息子が駆けつけ
 その生命を救いました。

 それからTおばんさんに何かが起こった時にと思い、息子さんの連絡先を聞いていました。
 ところが、息子さんの方がその1年後に旅立ってしまったのです。
 Tおばさんから、泣く泣く電話をもらった時は驚きました。

 その後、Tおばさんは言いました。
 息子からもらった生命だから、私は頑張って生きると。

 そのTおばさんが、大分に戻って来てから私と妹は何度か訪ねていますが
 おばさんは、母に会いたくてたまらないのです。
 去年、私の入院や被災しなければもっと早く連れていけたのですが
 なかなか連れていくようにならず、昨日やっと実現しました。

 母を連れていくとは言ってなかったので、その驚きと感動はそばにいる私たちにも伝わってきました。
 母も仲良しのTおばさんのことはわかって涙するのですが、
 耳は遠いし、何を話していいのかわからない感じで、手だけ握り合っている感じでした。

 もっとしっかりしていたならば、積もる話もあったのでしょうが…
 でも会えたことで、2人は幸せそうでした。

 父と私は長くなるようなら、その場を離れるつもりでしたが、
 母が残念ながら30分も持たなかったので、20分くらいで離れることになりました。

 2人を会わせなければというのが、ずっと肩にのしかかっていました。
 こちらに戻ってきてから一度、おばさんと連絡が取れない時期がありました。
 倒れて入院していたと聞きました。
 一時は危なかったそうです。

 それを聞いて、とにかく一度は母を連れていかなければと思っていました。

 とにかく良かったです。
 また機会を作れれば、連れていこうと思っています。

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