昨日、11時過ぎに施設に母を迎えに行き、着替えさせて私と妹とホニャが暮らす我が家へ。
久しぶりに一緒にいても、あまり喋らず、何か聞いても声が小さくて、今までの母とは何か違う…
昼食は妹が作った明太子パスタとポテトサラダ。
多分施設ではパスタとか出ないよねと作ったもの。
美味しい、美味しいと言って食べてくれる。
たくさん食べられるよう真ん中に大皿盛りにした。
おかわりをして食べてくれた。
その頃から少しずつ声を出すようになってきた。
家族が一緒に過ごすのが去年の8月以来だったから、馴染むのに少し時間がかかったのかな。
ホニャが甘えて寄ってきた。
母の膝に乗せたら匂いで思い出したのか、おとなしく座っている。
抱っこされるのが好きだからね。
満足、満足。
母もホニャちゃんがかわいくて満足、満足!
我が家は狭くて昔の家のようにくつろぐ場所がないのが難点。
食卓のイスを布張りの長椅子にしているので、
いくらか座っていられるけど…
叔父が送ってくれた柿を剥いたら、
美味しい、美味しいと言って、
結局1個を食べあげた。
夕食が入らないかもしれないと思ったけど、母が美味しく食べたんなら、いいかと思った。
途中、私が映画に釘付けになっていても、横におとなしく座っている。
眠くない?
と聞くと
ううん
と首を横に振る。
話すことがなくても、そこにいるだけで安心感があるのだろう。
テレビも音がよく聞こえていなくても、視覚的に母のツボにはまると大声で笑う。
母らしくなってきた。
しかし、あっという間に時は過ぎ帰る時間に。
施設に連れて行って、
帰るね
と言うと、とたんに寂しそうな表情になる。
近いうちにまた一緒にごはんを食べようね。
また迎えに来るから
と言うと、パッと表情が明るくなる。
すぐ忘れてしまうけど、こんな時間が時々取れると進んでしまった認知も少しは後退するのではと思う。
帰り際に職員の方から
怒ったりしませんでしたか?
と聞かれた。
テレビを見て笑ってたと言うと、
やっぱり家族の力は大きいですねって。
先週の日曜日に叔父が面会に来た翌日から
無表情だった母がテレビを見て笑うようになったとか。
叔父は、俺のことがわからんかったって言ってたんですけど…
と言うと
いえ、途中からわかってたみたいですよって。
母の一番下のその叔父は、歳が離れた弟だったので、自分の息子のように可愛がったらしくて、大人になっても母のことを慕ってた…
これから私たちも叔父も母と会う機会が増えれば、きっと母の笑顔が増える。
反応だって良くなると信じている。
コロナさえ、早く終息してくれれば…
みんなが願っていることだけどね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます