海辺の町から

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四国は梅雨入り

2024-06-09 15:38:46 | 日記

  雨足も弱くなって来ました。


  クチナシの花が次々と咲いています。


  竜門早生 息子学生時代友人の親御さんから。

夜半から降りだした雨にもうソロソロ梅雨入りを感じながら
お昼のニュースで平年より4日遅い四国地方の梅雨入りを発表していた。
此れからひと月ジメジメとした日が続くのかと思うと気が重いけれど
それでも梅雨の果たす役割は作物の生長には欠かせない。

お米を主食とする日本人にとって沢山の水を必要とするお米作り
夏場の水問題も恵みの雨として自然界には必要不可欠である。
自然の摂理に逆らったとき時として大きなしっぺ返しが待っているけれど。

昔気仙沼の牡蠣養殖者 畠山重篤の「森は海の恋人」という講演を聴いた。
海の生き物が育つためには栄養豊富なプランクトンを含んだ水が川から海へと注ぎ
海の生き物を育てている。その為に山の保全を訴えていた。

高度成長期開発が荒廃を生み山が荒れていた。人間のエゴが災害を生みだしていた。
もう30年も前の事 南予の山に植林に出掛けた。
急傾斜地の多い土地にも照葉樹の森はダム湖の役割を担ってくれている。

魚類養殖アコヤガイの養殖と時代を経て生活は梅雨の恩恵を受けてきた。
澱みきった海に海底をかき混ぜてくれる小さなウネリは養分を魚たちに与えてくれている。
雨足の弱まった海を眺め霞んだ先を見つめている昼下がり。