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ドンヨリとした薄曇りの朝
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風邪予防に葛湯を戴いて
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大好きなキノコ一杯詰まったキッシュが美味しい。
クリスマス一色の巷
後期高齢者の二人に取っては華やかさに浸る事も無く
日常の延長線上の日でしかなく相も変わらず回るお寿司を食べに出掛けた。
何時もは賑わっているお寿司屋さんも閑散として見渡せば似た様な年代の
顔ぶれが目に付いた 核家族化が進んでいるのだろう。
JAに頼んでいた餅米が配達日に届かず連絡を入れるが帳落ちしていたとの返答
餅搗き日が限られて来るので連絡を入れて正解だった。
昔の人は忌み嫌う日を避けてお正月のお餅を搗いていたのを知っている。
幼い頃のお餅搗きは暮れの一大イベント 60㌔の餅米を父が杵を持ち母がお持ちの返し手をして
子供達がチャチャを入れると笑わせんときいなと母が笑っていた。
その日は子供達も早起きして竈の番をした記憶が蘇る。
核家族の走りのような社宅内で年長者の母は季節の行事を大切にしていた。
搗き上がると最初にお鏡を作り丸餅のし餅と作っていくが間間に餡を入れてクルクルと丸めたお餅を
戦後生まれの4人の子供達に渡してくれた 夜が白み始めると近所にお餅を配るのも子供の仕事だった。
二人になった今相変わらず搗き立てのお餅配りをしている。変なところまで母に似てきた。
クリスマスが済むと気持ちはお正月 夫は毎日あと何日と数えている呑気なモノだ。
布団を新調し後はお節のレシピを考える日々である。