大雨に雷 思わず電源を抜いた。近くで落ちたようだ。
映像の世紀「マンハッタン計画 オッペンハイマーの栄光と罪」を観た。
番組内容
アメリカ原子爆弾開発「マンハッタン計画」を指揮した天才科学者オッペンハイマーの生涯を描く。
ニューヨークのユダヤ人家庭に生まれハーバード大学を飛び級しながら首席で卒業「原爆の父」と
呼ばれアメリカ国内では「戦争を終わらせた英雄」と称されたが自分自身は深い罪の意識に苦しんでいた。
戦後は一転してアメリカの水爆開発に異議を唱える。赤狩りの対象となり公職から追放された。
第二次世界大戦ドイツもアメリカも日本も挙って国家の抱える大義を信じ
世界中の科学者を原子爆弾開発に巻き込んだ。
後にオッペンハイマーは「自然について研究し その真実を学ぶことから逸脱し
人類の流れを変えてしまったのですから 今になってもあの時もっと良い道が
あったと言える自信が無い」という。
それ以降もアメリカは水素爆弾を開発 実に広島投下の650倍規模の新たな核兵器
水素爆弾を実験決行した。
オッペンハイマーは核開発に警鐘を鳴らしていた。
「水爆の開発は私達の倫理の根本に関わる問題と 恐怖のみに駆られればこの危機の
時代を生き抜く事は出来ない。恐怖を乗り越える答えは歩み寄る勇気では無いか」と
今政争の具として核をチラつかせるプーチン。
原子爆弾が此れから戦争をしようとしている国々の武器に加わることになれば人類は確実に
破滅の道へと進んでいくとオッペンハイマーは懸念していた。
映画「オッペンハイマー」が今年被爆国日本での公開に踏み切った。
机の上にあります。
スリーマイル島での水爆実験で、多くの方が犠牲になりました。
夢に島に、無残極まる船体を曝しています。
その水爆名がブラボーです。
オペラやクラシックでの感嘆の叫びと同じです。
それを知ってから、云うことはできません。
電化時代ですから、止むなくのことは生活を圧迫します。
知恵と工夫でのやり方で、減らせることは可能です。
自分にできること、環境や考え方の差異はあっても、戦争に加担したりしないこと。
自給自足の暮らしには程遠いですが、心がけはできますね。
ドイツでオッペンハイマーと共に学んでいたようです 原爆開発に携わりますが
アメリカに後れを取ったのです。
湯川秀樹の名前も出て来ています。
戦時下の京大は軍の要請で大義の名の下に
思いとは真逆の研究をせざるを得なかったようです。
昔その様な記事を読みました。
水爆も然りより威力のある恐怖を与える核兵器へと人間は愚かな道へと進んでいます。
先日ビキニ環礁で被爆した最後の方が亡くなったとニュースで知りました。
戦争は大義を振りかざし個人の意志を抑制し抗う者へは弾圧でねじ伏せます。恐怖政治の始まりです。
そうさせないために物言う国民でありたいと思っています。
そう遅くない時期に限界集落と呼ばれる地域になる海辺の町です。
お金があっても物のない時代がやって来たときには限界集落といえど生きていける気がします。
知恵と工夫が試されるときかも知れません。
あちこちで独裁者がでてきています。
人の命が何のために失われるのか理解できません。平和がどんなに危いか、守らなければ失われます。物を言わなければですね。
ハイ限界集落、物が無くなれば存在価値出てきますね。
人々の気持ちを削いでいるように思います。
プーチンのように人間を使い捨ての駒のように
次々と戦場に送る神経が理解できません。
何時までも物の言える国であって欲しいです。
物がなくなったとき適応できる能力はあると思っています。