
強かった夜半の雨も 明け方には小康状態に。

街から帰ってきた時の空は赤みを帯びていた。

幼なじみから
長袖に初めて袖を通した。
最高気温24度最低気温22度の我が町 その差を年較差と知った。
「生命が躍動する奇跡の海」宇和海を観た。
北は佐田岬半島から西は豊後水道に囲まれた海域 夏の宇和海に姿を現す稀少な鮫を
追ったドキュメンタリー番組だった。
海底には珊瑚の大群落 亜熱帯の海を好むエイ回遊魚のカンパチ ミナミハタンボ等800種以上
日本屈指の数を誇る漁場である。海底30Mの洞窟の中には伊勢エビ オトヒメエビと暗闇を好み
複雑に入り組んだ海底の地形は敵から身を隠すには打って付けである。
多様な生き物が息づく理由には四国を形成した巨大な力が関係している。
四国は2つのプレート 大陸プレートと海洋プレートがぶつかって大地が隆起して出来た。
長い時間を掛けて隆起した岩は砂岩と泥岩の地層が観られ海岸まで迫る森は豊かな漁場となり
日本三大リアス海岸の一つと称されている。
夏の間 絶滅危惧種 赤シュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)の大群が
世界の海を旅して南から北上して宇和海へとやって来るが理由は未だ分かっていない。
海の宝庫と言われている宇和海も近年珊瑚の白化が観られ生態系が崩れてきた
此所にも地球温暖化の影響が忍び寄っている。