秘密組織「ULTIMATE BLUE(アルティメット・ブルー / 「究極の青」の意)」を運営するコードナンバー「一桁」の最高部の9人、そのトップナンバーの1人でアジア全域を担当する女性メンバー。拠点であるUB日本支部の司令官。第1シリーズで「アフリカの百獣の王」獅子(ライオン)に、第3シリーズでは「アジアの百獣の王」虎に喩えられる。作中で、他のメンバーの交友関係や家族構成等は不明だが、唯一“配偶者”の存在が明らかである。
セミロングの髪と無性的(セクスレス)な容貌と175cmの高身長のため、護衛した少女(白河明穂)に“ウドの大木”と言われたりした。地球の秩序を維持し世界を破滅から救うべく事件解決に尽力する組織というのが建前だが、助けを求められ呼ばれれば世界中の何処にでも出動する。本部からの任務が発令されなくともトップ同士の個人レベルの依頼という私情で活動することもあり、すべては一桁ナンバーの気紛れに左右される。
初登場時は16歳。第1シリーズは16→19歳、第2シリーズは20歳、第3シリーズでは21歳である。イックら影との出会いでは13→14歳で、それ以外の過去編は14歳である。第3シリーズに至っても外見的には16歳にしか見えない。誕生日は不明だが、生年は1984年(昭和59年)である。
「UB」だと名乗ると、『水戸黄門』or『暴れん坊将軍』のようにそれまでの反抗が嘘のように相手は叶わないと抵抗を断念し、あっさりし過ぎる結末を迎えることがある。不安定だった初期の頃ははまだ“闇の死刑執行人”みたいな色合いが濃厚だったため、第1シリーズの「DUTY1:始動」では敵の一味をクルーザー諸共に問答無用で爆破して皆殺しにし、それに続く「DUTY2:目撃者」も最後の1人になったテロリストの喉首を掻き切って惨殺するのを人前で平然と行った。エージェントとして活動してきた今日までの総数を数えれば、本来ならば“大量虐殺犯”であり極刑に処されて当然の所業である。殺しはしないながらもチーマーを湾岸に誘き寄せ潜水艦で“アメリカ海兵隊”の訓練施設に強制連行して放り込む、チャイニーズ・マフィアに偽装したUBメンバーを使い脅して追い払う等、結構あくどい真似もやる。但し、組織の力に依存した処置である。
天邪鬼で、好きな子イジメの言動を常とする。守るためなら、その相手を傷つけたり騙すこともやむなしが篠塚の信念であり、守るつもりのない約束もまた然りである。任務をスムーズに遂行するのとターゲットに軽率な行動を防ぐために虚言を吹き込むなど詐術に磨きがかかっている。最愛の夫(慎悟)を救うべく組織人としての立場を捨て個人で救出劇を行うが、任務で接触した"友人というその他大勢の道具"に生死に関わる変事があろうとも任務外では決して動くことはない。自身が一般人と接触することによる危険性は誰よりもよく知っているため、組織と部下を守る責務ゆえにも一般人との接触は極力避けるよう努めており、目立つ場所での接触や任務外の私情での救出活動は絶対にあり得ない。勿論、女子高生達の学園祭も半日だけとはいえNGであるため、誘われたものの行かなかった。現実離れした組織で純粋培養された箱入り息子(その他大勢に対する意識)ゆえに現実とは思いっきりズレまくって慎悟をとことん呆れさせ、箱入り娘(唯一、自身にとっての“男”である慎悟に対する意識)では慎悟しか視界に無いが、任務内外・性別を問わずに行く先々で人々を誘惑してしまう。自身では“友人”として心を開いたつもりで“異性”として見境無く誑かしてしまい、微塵もその事実に気づかず“恋の狂気”を無意識下で燃え上がらせてしまう。任務で赴いた先で男女が勝手にサカルのではなく、篠塚自身がフェロモンを放出し誘惑しているのが事実で、真の意味で“生涯の友人”と呼べる存在は始まりが友人だった“生涯に最初で最後の愛する人”慎悟だけである。
普段は、外部の人間に対しては慎悟の母校(城南一高)に潜入した際の偽名、通常使用(通称)の「篠塚高(しのづか・こう)」を名乗り、組織内ではコードナンバーを呼び合う。コードネーム「ムサシ」は殆ど使わずPCのディスプレイに表示される任務内容くらいである。管轄である「アジア全域」の何処かを出生国としているが、自己申告によれば生まれた国はともかく紛れもなく「日本人」とのことである。但し、正式に「No.9」となる13歳まで北米のトップの育成が行われるセクションで育ったため、出逢った頃の慎悟よりも「日本」に対する認識は低い。欧米文化の生活習慣に染まり切っており、外見は日本人でも中身はアメリカ人である。常に“ノーブラ”であり、上半身に厳しく下半身に甘い日本では気にする人間が大勢いるが、上半身に甘く下半身(臀部のショーツライン)に厳しい欧米文化の生活習慣ゆえに何とも思わない。アメリカの正義を世界に押し売りする組織の姿勢に微塵も疑いを持っておらず、それぞれの国の政府等が考えて平和の道を見つけることの尊さを説きつつ軍事力で世界を歪める行為の愚かさに未だに気づいていない。
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昨今、エロ漫画『クリムゾンガールズ~痴漢支配~』がアニメ化されたが、神沼カオルという男により時には兵隊を使って集団痴漢され時には集団レイプ(強姦)される「クリムゾンガールズ」の4人のメンバーだが、最初に神沼の犠牲になった黒羽ミツを例に取っても彼女はスレンダーな肢体に対して異常なボリュームの巨乳でバランスが非常に悪すぎる。『ルパン三世』で増山江威子さんになって初めてのアニメ作品でも峰不二子は乳房が異常に巨大で、バランスを考えろよと心の中で今も罵声を浴びせる私である。
アニメにおける“男装の麗人”は『ベルサイユのばら』のオスカル・フランソワと思われがちだが、意外にも『SF西遊記 スタージンガー』に先を越された。第1部(第1話 - 第64話)終盤で登場したガリウス星のサイボーグ戦士ベラミス(CV=小原乃梨子)で、オーロラ姫側のサイボーグ戦士達のリーダー格であるジャン・クーゴと激闘を繰り広げる一方で次第にクーゴに女性として惹かれてゆく女心も描かれた。第1部の最終回「第64話 飛べ!大王星めざして」でクィーン・コスモス号の前に立ちはだかったスペースモンスターに電磁波の武器が効果があると知り、電磁波の剣を持つベラミスは“平和な時に貴方(クーゴ)に逢いたかった!”と心の中で呟きつつ1人でモンスターに戦いを挑み、心臓を貫かれて絶命しマシンと共に炎に包まれモンスターに激突し爆散するという壮絶な最期を遂げた。遂に、愛するクーゴに想いを打ち明けることはなかった。
因みに、クィーン・ラセツに加担し彼女の悪事を助けたのは、ラセツに亡き母の面影を見たからだった。要するに、ベラミスはマザコンなのだ。
慎悟が「城南一高」の在校生だった頃、写真部の部室は登山の道具で埋まっており、彼を説得して護衛を受け入れて貰おうと訪ねた篠塚が驚いていた。作中の設定は中身のないモノばかりだが、篠塚と出逢わなければ慎悟が目指したかもしれない世界に名立たる日本の登山家は、富士山専門の登山家の實川欣伸(じつかわ・よしのぶ)やヒマラヤ山脈の8000m峰14座完全登頂の快挙を成し遂げ“世界で29人目の「14サミッター」”として日本人で初めて名を連ねた竹内洋岳(たけうち・ひろたか)、『ゴルゴ13』の第119巻398話「白龍昇り立つ」で、本エピソードでのゴルゴの敵である燐隊長に“まてよ、世界に評価された日本人が二人いた。フリークライミングの平山、それと冒険登山家の山野井だ!あの二人は、たしかに、超一流だが……”とコメントさせた平山ユージ(平山裕示 / ひらやま・ゆうじ)と『ゴルゴ13』のシナリオ担当者が取材した山野井泰史(やまのい・やすふみ)がいる。
パンチェン・ラマの転生であるラモンを救出し、エベレストを越えるゴルゴの戦い。
敵ながら、アルパイン・スタイルを駆使してゴルゴを追いつめた燐隊長が、登山とアルパイン・スタイルについて異常なテンションで熱く語る姿が印象的だ。正直、ゴルゴ13が霞んだ。
手掛かりになる公共施設がある。首都圏第2空港「成田国際空港」で、当初「新東京国際空港」という名称で出発したが、2004年(平成16年)4月1日に改称して「成田国際空港」になった。第2シリーズの「MISSION3」まで旧名称だったが、第3シリーズの「Mission2」で現行名称に変わっていた。第1シリーズは篠塚が恋愛を任務の邪魔になると忌み嫌って慎悟を捨て、イックの罠で和解するまでの歳月が加算されて計3年だが、基本は一年戦争である。そして第2シリーズの「MISSION3」と晩秋の「MISSION4」との間に“改称の日(4月1日)”を迎えていた。
つまり、第1シリーズは2000年(平成12年)~2003年(平成15年)、第2シリーズは2004年(平成16年)、第3シリーズは2005年(平成17年)である。
ん?と言うことは慎悟は1983年の9月21日に生まれたってことになるのね。篠塚は1歳年下だから1984年、イックは逆に慎悟の1歳年上だから1982年になるな。
〈ミステリーボニータ2013年5月号〉
いよいよ新しいミッションの開始!今回のムサシの任務とは一体…!?
Mission8:episode2の予告
→いよいよ新ミッション開始(スタート)!
心無き生体兵器の女を人間に変えた慎悟。そして今ここに組織か
友愛か、心無き殺戮マシーンの男の覚醒への戦いが始まる!