・クローブClove くろーぶ
フトモモ科、インドネシア、モロッカ諸島原産で熱帯、亜熱帯に高さ10m、常緑樹として成育し 開花時期は主に1月~2月と7月~9月の通常は年2回ほどで、花色は緑色や赤色、白色(薄黄色)がある。
主に東アフリカザンジバル島(タンザニア)で人工栽培をしている。英名cloveは、フランス語の釘(クロウclou)より、和名で丁子・丁字(ちょうじ)ともいい丁子は、釘を表す字よりという。正倉院の宝物として残され、江戸時代に匂い袋などの香料とし使われた。
スパイシーなバニラに似た甘味、芳香があり甘い菓子、料理の両方に香辛料として使われる。つぼみの乾燥品を煮込み魚介類の料理、菓子、ピクルスに、粉末にしてソース、ケチャップに用いウスターソースの香りの元にもなっている。煮こみ料理のホトプなどに玉葱などに差し込んで用いることができる。
精油が16~20%あり歯痛の治療に用いられ特有の精製油(主成分は、オイゲノール)は、揮発性でフラボノイドが、香辛料、薬用、香料として抗菌、鎮痛、麻酔、健胃、保湿、消臭、育毛に利用、香料とし化粧品にも使われる。
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