・健康的な髪
これからの季節に暑い、暑い夏がやってきます。強い日差しは、髪にも大きなダメージを与えています。
そんな季節に健康的な髪を保つための心掛けたいことをまとめてみました。健康的な髪とは、全体的に髪の毛そのものに、艶やかでハリがあり、パサついていたり、ベッタリしていたり、枝毛や切れ毛、薄毛がないことです。髪質のバランスが保たれた髪をいうようです。
人の髪の毛は、個人差がありますがおよそ10万本、寿命は約3~6年、一月で1cm程度伸びています。自然脱毛が50~100本/1日、ピークが6~7月と9~10月の2回となっています。紫外線で傷んでという事もあると思われます。
脱毛は、紫外線などのダメージによって毛幹部のたんぱく質が傷ついたり、汗などで固まった皮脂が毛根部への栄養を妨げたり、抜け毛に細い毛が交じるのは成長期が長く続かずにして起きるとされています。
一般的に「汗っかき」「脂性」の人が薄毛や若ハゲになりやすいようです。
髪を健康的に保つには、洗髪が重要でやさしく頭皮をもみ込むように洗い、丁寧に、汚れを浮かす感覚で洗うと良いといいます。
現在はアミノ酸系や弱酸性のシャンプーが主流となって以前のシャンプー(界面活性剤)でダメージを受けた髪に使われたリンス(すすぐ)は少なくなり、コンディショナーに替わられています。 弱酸性のシャンプーでは人間の皮膚に適度の脂と水分を残します。
トリートメントとは処置、手当てといった意味でダメージヘアに使う物としています。
食事では、バランスの良い食事を基本として、たんぱく質、ビタミンB群、亜鉛類は髪にとって大切な栄養となります。
毛髪は含硫アミノ酸が多く18種類のアミノ酸が結合した「ケラチン」という育毛の生成に関与するたんぱく質からできています。健康な髪には、たんぱく質は欠かせないし、たんぱく質を体内に取り込むにはビタミン類が必要です。
脂分の少ない動物性たんぱく質、大豆などの植物性のものから幅広く摂取するようにします。新陳代謝促進には、ビタミンB群、亜鉛、ヨウ素はを多く含む食品が適します。
古くから海藻は髪に良いと良くいわれています。昆布にはカルシウム(71mg/乾物10g中)、ヨウ素(20mg/乾物10g中:成人所要量150μg)のミネラルを含みます。ヌメリ成分のアルギン酸、フコイダンは頭皮や髪のうるおいに関与し老化防止に有効です。昆布、ワカメは黒々していていかにも髪によさそうにみえます。
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