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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[ぬめり成分]食生活について語ろう

2021年10月18日 | 美容ダイエット
・滑り成分Sliding component ぬめりせいぶん
 滑りの意味することとして、ぬるぬるする、ぬるぬるしたものとしています。
  ぬめりのある食品が健康に良いとして、よく食べられています。
  ぬめり成分のフコイダン(食物繊維)、ラミニン(糖タンパク質)、アルギン酸(食物繊維)はモズク・メカブ・ワカメ・昆布に多く含みます。ガラクタンGalactan(ムコ多糖類)、ムチン(ムコ多糖類)はサトイモ・山芋・納豆・蓮根・ユリネ・おくら・ジュンサイ・ツルムラサキ・モロヘイヤ・アシタバ・オカワカメ(ツルムラサキ科)・蓮根・納豆・ナメコ・コンブ・藻類(がごめ昆布・メカブ・もずく・赤もく)などに多く存在します。
動物性のヒアルロン酸(ムコ多糖類)、コラーゲン((硬たんぱく質)は蛋白質の1/3を占め豚の皮、豚足、うなぎ、ドジョウ、フカヒレなどに多く含んで、高分子がからまり合って粘りを生じています。
ねばねばの成分の多くはムコ多糖類Mukopolysaccharideから成り、タンパク質と結合してアミノ酸を成分とするアミノ糖を含む粘質分泌物、多糖類の総称として用いられることが多く、中性のキチン以外粘りの多い多糖類です。
酸性のヒアルロン酸、ヘパリンHeparin(抗血液凝固物質)、ムコイチン硫酸Mucoitin sulfuric acid (だ液、胃液に存在)、コンドロイチン硫酸Chondroitin sulfuric acid(軟骨を形成する糖タンパクの糖の成分)で、ヒアルロン酸(アミノ糖:保水力1)以外は生体内ではタンパク質と結合してプロテオグリカンProteoglycan (糖たんぱく質:保水力1.3))を形成しています。さらにムチン(動植物に含む)などがあります。
動物性のムコ多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリンなど)は生理的に重要です。
ムコ多糖は基本的にはアミノ糖+ウロン酸(グルクロン酸:複合多糖類)から成り立ちます。ムコ多糖は静電的に負電荷を帯びているので、大量の水を吸着することによりゲル状の独特の粘液性の性状を示しています。
滑り成分は胃の粘膜を保護、ムチンMucinは体内に入り分解されグルクロン酸が肝臓・腎臓を強化、胃、鼻の粘膜を保護し、便秘、風邪予防、整腸作用があり消化吸収を助ける働きがあります。ムチンのもつタンパク質分解酵素は、熱に弱く生のほうがよいでしょう。
  これからの季節にサトイモが旬の食材として登場します。2021.9.21は十五夜、10.18が日本独自の十三夜です。秋の空気は比較的乾燥して、空気が澄んで月がより綺麗にくっきりと見えます。秋と春は月の高さが、人が見るのに丁度よい高さに見ることができます。「十三夜に曇りなし」の言い伝えです。
収穫した旬の里芋が供(そな)えられ別名芋名月ともいわれます。ねばねばの粘性は、ガラクタンによります。
里芋58kcal、さつまいも132kcal、馬鈴薯76kcal/100g中とエネルギーが少なくカリウム(生640mg、水煮560mg、冷凍340mg/100g)が多く高血圧予防によく、マンナン、ムチンがアレルギー性気管支炎の炎症を静めます。
 滑(ぬめ)りの成分が、主に植物では水溶性食物繊維で、腸内、体内のお掃除役を果たし有害物質を排出してくれることにあるようです。加熱や酸により「ネバネバ」が「とろとろ」に変わるなど、いろいろな食感を生み出します。
プロテオグリカンProteoglycan(糖7:たんぱく質3)、ヒアルロン酸(ムコ多糖類)、コラーゲン((硬たんぱく質)は蛋白質の1/3を占め豚の皮、豚足、鮭の頭にある氷頭(ひず・鼻の軟骨)、うなぎ、ドジョウ、フカヒレなどに多く含んで動物性のムコ多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリンなど)に皮膚・軟骨・関節に生理的に重要な役割を果たしています。
吸収をよくする生成をよくする成分に抗酸化成分に関係するビタミンC、ビタミンE、鉄、亜鉛など、ビタミン、ミネラルを多く含む、ねばねば野菜と野菜類と一緒で、活力増強ですね。


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