駅から始まるまちづくり

駅と街のあり方をはじめ、街づくりの様々な話題について考えます

緊急地震速報で列車停止

2007-07-20 17:26:23 | 安全で安心な「駅と街」
今週月曜日に東武野田線にのったら、駅の途中で停車し、しばらくしてから電車が揺れました。今日の新聞を見たら「緊急地震速報で初 東急など3社 列車停止」とありましたので、恐らく私が体験したのもそうだったんでしょうね。
「緊急地震速報」についてはご存知の方も多いと思いますが、地震の波には早く到達するP波と、それより遅れて到達し大きな揺れとなるS波があり、大きな揺れが来る前に対応ができるよう、情報を伝えるシステムです。
その情報により東急、東武、相模鉄道が安全確保のため、全列車を緊急停止させたそうです。
東急の場合は大きな揺れが始まるまでの余裕時間が45秒あったそうで、全速力で走っていた列車でも十分停車できたかと思います。当然走っている状態より停車している方が脱線の危険性が少ないわけで、「安全な交通」のため役立つシステムだと思いました。
理屈上、震源から近いと余裕時間が少ないわけですが、震源地から50キロ圏なら10秒前には緊急速報が届き、例えば震度6強だった長野県飯綱町では揺れが来る16秒前に知らせが届いたということなので、信号システムを工夫すれば、少しでも減速して被害を軽減することができるかと思います。

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