2018/3/18
・落語の三題噺をもとにした即興一人芝居イベント。
・出演者16人。4ブロックに分かれ、各ブロックの勝者4人が決勝で戦う二段階方式。
・本企画は、2016年度の教文短編演劇祭で優勝した東海連合へのご褒美公演という位置づけ。
・集客に苦戦という話を聞いて「関係者の関係者」くらいの立ち位置のくせに、当事者面して宣伝記事を書く。
・でも、このブログきっかけで見に来てくれたお客さん、一人でもいるんだろうか。いたらこっそり教えてほしい(切実)。
・司会の中内ともるさん、覚前遥さんのお二人の掛け合いが軽妙かつ絶妙。お客さんにしっかりリラックスしてもらっていた。
・お二人の冠番組『ラジオ道』(東海ラジオ)は面白いからラジコの有料会員はみんな聴いたらいいと思う。
・Aブロックは、札幌オーギリングのレフリーでお馴染みの芸人鶴くんと、優勝候補格のベテラン長流3平さんの一騎打ちの様相。
・鶴くんは、お題をきっちり活かしきった作品。舞台の広さを逆手にとったアイディアもポイント高い。完成度では本大会屈指。
・対する3平さんは圧倒的な勢いとシュールな世界観で対抗。うおーって。思いつくのと実際にやれるのには雲泥の差がある。
・アップセットの予感を漂わせつつも、1ポイント差で勝者は3平さん。序盤にいきなりベストバウトが出た。
・Bブロックは、時事ニュース漫談の間瞬(はざましゅん)さんが、こちらも完成度の高かったオレマカの添ちゃんを抑えて勝ち抜き。
・Cブロックは、わんわんズの由村鯨太くんが、きっちり作品をまとめて勝ち抜き。お題のひとつが「田中」で、謎の引きの強さを見せる。
・Dブロックは、名古屋からの刺客・上浦さんを、演劇公社ライトマンの重堂元樹くんが単なる「お腹がゆるい話」で強引に退ける。
・上浦さんは、会場人気1位2位(だと思う)の3平さんと間瞬さんを、荒い感じでイジったのが裏目に出たような気がする。
・全体的に、お客さんは話の完成度よりも「もう一回見たい」という期待値込みの採点が多かった印象。
・実際、要領をつかんだのか、決勝参加者はみんな一回戦に比べ、格段に完成度が上がっていた。
・お客さんの目利きもすごいと思う。
・全員面白い。停滞しない。ほんとに即興なのかという素直な感想。
・優勝は、実力のある役者三人を抑えて、間瞬さん。
・冷静に考えると、最後の台詞はほぼアウトだと思うけど、完全に間さんへ風が吹いていた。観客投票の怖さも感じる。
・終わってから名古屋チームの皆さんと打ち上げ。ほとんど何もしていないのに参加。
・この日に限って大雪。心底うんざりしたけど、名古屋の皆さんは、季節はずれの大雪をわりと楽しんでくれていたようなので、それだけが救い。
・東海連合さんには、近いうちにまた攻めてきてほしい。
※これに乗って帰宅。意外とがんばれました。
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