遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

北海学園大学演劇研究会『リバーサイド・プレハブ』

2019-09-16 23:32:33 | 演劇を見てきた

2019/9/14

ある女の人が、河の向こうで暮らすアウトローな人たちと生活をともにすることで、ポジティブな気持ちになる話、でいいのかな。

リバーサイドという言葉のおしゃれさと、プレハブというチープさのギャップ。

あわせるとわりと日常的な風景になるのがおもしろい。

単純に河をはさんだ裕福な地域と貧しい地域の対立でもあるし、三途の川に見立てた、ある種の通過儀礼を描いた話にも思える。

社会的な見方も幻想的な見方もできるようになっている。

ゴミクズというひどい役名を演じた須藤翔太さん。ちゃんと場を背負って空気を動かしていたと思う。

もうちょっと河原暮らしの具体的なところ見たかったかも。

ギャグを入れてもいいんだけど、もうちょっとリアルな方向で色々おもしろいところ掘れそう。

テーマにもかかわってくるところだし。

あと、猫は大切にしてほしい。

(9月14日19時)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« yhs『青春したい!』 | トップ | 『自衛隊防災BOOK』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

演劇を見てきた」カテゴリの最新記事