遠藤雷太のうろうろブログ

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小泉徳宏監督『ちはやふる 下の句』

2016-05-13 23:27:04 | 映画を見てきた

「ちはやふる -下の句-」予告

「ちはやふる -上の句-」

2016/5/13

・高校のかるた部が全国大会に出場する話。

・幼い頃からのかるた仲間の三角関係の話でもある。

・部活と恋愛のおいしいところが同時に展開していくので、それだけでも見ていて退屈しない。

・若い連中の判断ミスを「あーそうじゃないそうじゃない」と心の中で突っ込んでいると時間があっという間。

・さらに百人一首のかるたの意味も乗せて、2時間のドラマとして見栄えのいい構成。

・スタート5分で状況を説明し終える強引な手際。

・とにかくヒロインちはや役の広瀬すずが躍動している。

・特に表情。

・試合のシーンでは、プロのスポーツ選手がここ一番でするような表情をよく見せる。

・アドレナリンがあふれ出ている。

・顔芸というレベルではなくて、表情で話全体を支配している。かっこいい。

・話とか構成とか、上の句に比べるとちょっと荒いような気はしたけど、気にならない。

・最強のライバル、若宮詩暢のどう見ても高校生には見えない感じ。

wikiを見たら演じた松岡茉優はまだ21歳だった。なんだあの貫禄は。

・この感じ前にもあったなと思い返したてみたら、『ピンポン』のときの中村獅堂。

・構えてから札を払うまでの腰の動きが完全にアスリートのそれ。

・三角関係の一人、太一の演技がやっぱりハラハラする。見た目はいいけど演技に不器用さを感じる。

・ただ、天才型のちはや=広瀬すずとの対比として、おもしろい配役になっている。

・ヒョロくんがかわいくてしょうがない。

・『威風堂々』と近江神宮はあまり合わない。

・肉まん君のテンションの上げ下げが大変そう。

・エンドロールのグラフィックがかっこいい。あそこまで出来るんなら、ディズニーやピクサーみたいに、もっとかっこよくならんもんかな。

・三角関係のあと一人、新が大してかるたしてないし、名人や後輩たちもまだ出てないし、競技結果的にちはやがまだまだ不完全燃焼。

・続編作らなきゃもうしょうがない。

Perfume 映画「ちはやふる」主題歌「FLASH」!

加工してなくてもかっこいいわ。

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