2018/12/2
・くるみ割り人形に出てくる王子が、いかにくるみ割り人形になったかを描いた前日譚。Aキャスト。
・元のくるみ割り人形ですら、わりとぼんやりした知識しか持ち合わせていないのでウィキで確認しつつ恐る恐る見る。
・出演者みんな見るからに若い。体つきも演技も若い。立ち姿のきれいな人が多いような気がする。
・歌に踊りに殺陣とできることは全部詰め込んでいる。
・歌にはマイクが入っていないように聞こえたけど、使えない事情があったのかな。
・小劇場系の劇団ではあんまり見ない豪華なドレス。普段見ないので、目が楽しい。
・ソーセージ(的な食べ物)がうまそう。
・「不味い苦しいと見せかけて旨い」と見せかけて「味が足りない」という見切り発車的なリアクション。
・敵がハツカネズミ。かわいい。あんまり害をなしそうな感じがしない。ハツカじゃなかったのかも。
・巨大ネズミに出てきてやっと悪っぽくなる。
・目先の利益で大衆の行動を縛るという権力者にありがちなイラっとするモデル。
・ネズミのボス、マウゼリンクスがかっこいい。
・敵の女ボスに風格があるとそれだけで満足感がある。
・魔法のくるみの名称。何度も聞いたのに発音がむずかしくて最後まで覚えられなかった。滑舌はいいので聞けばわかるんだけど。
・くるみを食べさせると呪いを解くことはできるけど、そのくるみを噛み割ることができるのが王子だけ。
・そのため、王子自身が呪いにかかると元には戻せなくなってしまう。凝っている。
・それに対して、元の話での解呪の条件がぼんやりしすぎているような。
・ドロッセルマイヤーとクリストファーのバディ感。
・ネズミの女王と戦う主戦力が天文学者と鍵屋。こんぺいとうの女王にくるみ割り人形。
・この物語世界かわいい。
・スパナってどうしてあんなに武器っぽいんだろう。ただの工具なのに。
・前日譚でバッドエンドは確定している。それでも、話を盛り上げて後味が悪すぎてはいけない。
・こういう制約のなかで話を作るのはとても楽しそう。
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