縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

雨が空から降れば

2006-10-06 | Weblog
雨が降り続くとガルシア・マルケスの100年の孤独の長雨を思い出す。ていうか100年の
孤独の中で唯一覚えているのがこのシーン、とんでもなく降り続いていた記憶。
カブは水がきらいだ。雨が降ると小屋からでてこない。足が濡れるのをとてもきらう。
ところが最近雨が降ると小屋からでて雨が降りしきる中、あっちに行ったりこっちに来たりで
足はどろんこ、体は濡れぼそりほっそりねずみみたいな風体になっても小屋の中に入ろうとしない。
危篤から生還して以来いつもこの調子でなんだかおつむがおかしくなってしまったようだ。
雨よ去れ、悪魔よ退散しろとでも唱えているのだろうか。
昨日からの長雨で今カブは移動させたひさしの下で休んでいる。するとこんどは近くにある
傘のビニール、段ボール、何でもボロボロにする、力だけはある力だけは。やはりおつむてんてん。