縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

茶色の南武線

2007-08-27 | Weblog
蚊ってさあ、成虫で一月も生きるんだって、卵も乾燥に強くてそのまま冬を越すらしい、
敵ながらあっぱれだ。
府中の伊勢丹で開催していたアイアイちゃんの個展に行ってきた。府中に行くのに南武線を使ったんだけど、
学生の頃この路線で通っていたので久しぶりの南武線はちょっぴり懐かしかった。猫社長が通っていた頃の車両は外側は
焦げ茶色でチョコレートが繋がって走っているみたいだった。
車内の床は木で真ん中にポールがあるクラッシックなものだった。そのうち茶色じゃない車両も登場した。
それはオレンジ、緑、黄色の車両がバラバラに連結されて積み木の電車が走っているみたいだった。南武線は中央線、山手線
とかのおさがりの寄せ集めの路線だった。昔、南武線の車窓から見える景色は田んぼと梨畑ばかりの田園風景だった
のに今日見た景色はマンションと住宅の雑然とした後景が広がっているだけだった。日本は人工が徐々に減少して
いるはずなのにこの建物群の増え方ははなんだろうとちょっと首をかしげた猫社長であった。
府中伊勢丹はごくごく普通のデパートだった。新宿だけが特別なのか、猫社長にはよくわからない。