縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

オーガニックはつらいよ

2007-09-24 | Weblog
昔、昔、縁起村にもあのナチュラルハウスの支店があったのじゃ、だがオーガニックは値段が高い。
青山あたりと違って縁起村にはそんな余裕のある家庭はそうそうないのじゃった。何年かはがんばって
おったが結局は撤退してしもーた。その後もオーガニックの小さなお店ができては消え、消えては
できるという状態がずーっと続いておった。どうも縁起村の奥様達はブランドバックやお洋服には
お金は掛けるけれど自然食までには手がまわらないらしい。そんなオーガニック不毛地帯に性懲りもなく
またお店ができていた。良質でちょっと高価格のケーキ屋さんが無くなりその後にひっそり看板をかけていた。
あーあ、またか、どうせすぐ消えちまうんだからその前にちょっと覗いてみようかね。
店はやはり閑散としていてカレーや玄米おにぎりだの軽食をだすコーナーがあった。メニューにビールがあったので
ちょっとひやかしがてら席に着いたのじゃった。店はまだ開店したばかりらしい。猫社長はビールの勢いも
手伝ってか、この周辺はオーガニックの店は残念なことに長く続かないのじゃよとつい余計なことを
言ってしまった。店のお姉さんはそんなことはガッテン承知の助らしく、私一人なら何とかやっていけると
思いまするとにこやかに答えてくれた。なるほどなるほど、それは是が非でもがんばってほしいものじゃ、
とは言ってもどうなることやら先のことは猫社長にも神様にもわからんことじゃが、時々は利用させて
もらおうと思った次第でごじゃりました。
その店のお薦め玄米ドリンクは変わった味でござった。