縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

懸賞金10億

2009-11-12 | Weblog
懸賞金、10億円だったらさてどうなる。
極悪非道、前科36犯の豚専務は現在強盗殺人で指名手配中。
ある日豚専務は自分の首に10億円の懸賞金が掛かったことを知る。
豚専務は整形で顔を替え、体重も50キロ増やし、犯行直後の面影はみじんもない。
住み込みで働いているトンカツ屋の茗荷おやじもこれっぽっちも気づいている様子はない。
「もしもし、警察ですか?おれ豚専務本人なんだけど、出頭したら10億円はもらえるかい?」
豚専務は自分に掛かった懸賞金を人にみすみす持っていかれるのがたまらなくいやだった。
「おいおいおまえもか、そう聞いてきた奴がこれまでに567人いたよ」警察はけんもほろろだ。
そこで豚専務は茗荷おやじにごっつい儲け話があるんだけど乗ってみるかいと持ちかけた。
「俺を警察に売って、茗荷おやじが5億円、残りの5億円を自分の小豚たちに渡してほしい
もし独り占めしたら、警察にばらして懸賞金を取り上げさせるぞ」
と、なるかもしれない。懸賞金は高すぎず、安すぎずがいいのかも。