縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

私いくつに見える?

2009-11-29 | Weblog
クッキーさんのギャラリーに寅玉を納品に行った。ギャラリーの奥の部屋にクッキーさんの友達の
初老の女性がソファーでお茶を飲んでした。そこで初対面の挨拶をしていろいろ話をした。
女性は明るく快活でよくしゃべる人だった。
突然「あたしっていくつに見える?」と女性が猫社長に聞いてきた。
そのとたん猫社長の脳味噌がくるくると回転を始めた。
自分がいくつに見えるかと聞いてくる人はたいてい、自分が年より若く見えていると思っている。
そして答える側の人は失礼がないように年齢を低く言ってあげている。
猫社長がその女性を見積もったところ60代の後半か70の前半といったところだ。
つまり60才くらいと言ってあげれば彼女は満足するのだろう。
でも猫社長はいじわるな猫である。
「70才」と答えた。本当は75才と言いたかったのだけど。。。。
彼女は最初目を白黒させていたが、「当たりよ」と言って大笑いした。
腹の据わった包容力の大きい人だった。だから猫社長もわざと年齢に下駄をはかせられたのだ。
彼女の精神年齢は年相応の大人の女性だ。
猫社長は見た目のおばさん顔よりずっと中身が成長していないので、実年齢より上に言われたら
「なにー、こいつーう、もっと気配りしろってーの、嘘も方便ってしらないの?少しくらい
若く言ったって損はないだろうが、ったく」って胸ぐらを掴んで振り回すに違いない。
ていうか、自分がいくつに見えるかと聞いた事がない。

11月9日から来年の1月7日まで日本橋丸善1階にて寅を中心とした展示即売をしてます。
福岡丸善、津田沼丸善でも同じく開催してます。
玉川高島屋ルーフギャラリーのショップでも販売中です。
横浜そごう6階ジャパンショップにも寅のアイテムが揃っています。