縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

欲の皮が・・・

2010-11-08 | Weblog
FAXが来ていた。下谷にあるさる由緒ある神社から土鈴の大量注文。うわー、今頃おせーつうの。
ところが欲の深い猫社長は気持ちよく引き受けた。
電話が来た。津田沼丸善からのオファーだった。例年ならもっと前にに連絡があるはずだった。
今年の春福岡丸善の閉店のお知らせ、いわゆる訃報、を文書でもらっていたので、連絡がこない津田沼よ
お前もか、と内心がっかりしていた。だから電話をもらった時は、はあ、そうかまだ営業してるのね
とちょっぴり嬉しかった。でもさあやっぱり遅いんだよ連絡が。ところが欲の深い猫社長はやはり
こころよく引き受けた。
四国のお得意様から注文のFAXが来ていた。読んでいるうちにみるみる顔が青ざめた。
これはたぶん出ないだろうなと想定していた作品にたくさん注文がきていた。
うさぎ姫と富士兎じゃないの?トホホ疲れた。
欲の皮が引っ張られすぎて顔がゆがんできたけど引き受けた。
昨日、陶芸家の大先輩の個展に行った。先輩は10日前に頭の中の動脈瘤の治療をしてまだくらくら
しているそうだ。でも和服を颯爽と着こなしてにこやかにお客様と対応していた。
プロ魂を見た気がする。だから猫社長も見習おう。おー。
ていうか、この不況の雨あられの下、仕事を断るなんて恐ろしくてでけません。