縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

1000円タバコ拾ったら

2008-06-19 | Weblog
タバコ1000円時代
タバコが未封の状態で道端に落ちていた。猫社長はそれを拾い上げた。
さてどうするか。やはり交番に届けるのが筋というものか。
なんてたっていまやタバコは1000円、1000円札だったら当然届ける、、、、よね。
こんな高価なものを落とすなんて、落とした人はきっと泣いているだろう。
もしかして交番に探しに行っているかもしれない。
そういえば、最近タバコの自動販売機荒らしが横行している。
お金といっしょに中のタバコも根こそぎ持っていくらしい。
缶ジュースなんて安いし重いし、うまみが薄い。
缶ビールが1000円台になったらこちらも危なくなるかもしれない。
それで自販機が無くなれば、省エネになるし、町並みもスッキリする。
せめて道路っぺたの自販機はいなくなってほしいんだけどな。
タバコを届けて、その後落とし主が現れたら20本の1割の2本、
もらえるとしてもいらねーぞ。

ピノコの犬シラミ

2008-06-17 | ピノコ
ピノコを風呂にいれた。バスタブの中のピノコは噛んだり、暴れたり、動き回ったりする地上とは
違い実におとなしい。お尻もしっぽも触らせてくれる。だから肛門にへばりついた乾燥ウンコも
取ることが出来る。洗い終わったピノコアイボリーから純白に変身する。
ピノコを乾かしていたら尻尾に塵みたいな黒い物を発見。尻尾をつかんでよく見ようとしたら
歯をむき出して噛もうとする。くそー、頭くる。ご主人様に向かってよくもよくも。
それにしてもこれはしらみか生物かよくわからん、そうこうしていたら
猫社長の腕に湿疹がにょきにょき現れた。きゃー、ピノコの犬シラミだあ。
次の日、健康診断をかねて獣医にぴのこを連れて行った。
「尻尾に黒い塵のようなものが絡みついているんです。それでピノコを抱いたら湿疹がでました」
そう言ってぶつぶつの腕を見せた。獣医は尻尾の黒い物体をつまみ顕微鏡でしらべだした。
「虫ではないですね。きっとウンコか何かです」
「えー、だって腕にこんなに湿疹が、、、」
「それは皮膚科に行ってください」あっさり否定された。
チャドクガが頭をよぎる。今年もまたかよー早いよー、そういえば庭に出ていたっけ。
腕のぶつぶつの出てくるのがあまりに絶妙なタイミングなのでピノコの犬シラミ?のせいに
してしまったのか。いやはやおはずかしい。

すごいキャラ誕生

2008-06-15 | ピノコ
久々にすごいキャラが現れた。そいつは三重の使い回し女将、じゃない。点滴作り置き事件の整形外科の
院長。「私の家にはお風呂がない」涙を流さず泣いていた。普通泣くと声が詰まってあんなに流暢に
話せないもんね。あの髭の金持ちそうな院長の豪邸にはお風呂の代わりにジャグジー温泉プールが
あるんだよ。推測だけど。
最近縁起村駅前に毎日のように募金活動をする中年の人たちが立っている。難病の少年のための募金活動
なんだけど、どうにも胡散臭い。張り紙もポスターも殴り書きした感じだし、第一男の子の写真がない。
以前、介助犬を増やすための募金活動があったのだけど、やはり怪しげなおじさんたちがやる気が
なさげに立っていた。後で判明したがこれは完璧いんちきな贋募金だった。
犬とか子供が前面にでると縁起村の人たちは善良なので次々お金を募金箱に入れていく。
家に帰って真偽のほどを確かめようとネットで検索してみたけど男の子の名前はまったく見あたらなかった。
猫社長としては疑わしきはお金は入れず。でも最近みんな怪しげにみえてしまう。
すっかり疑り深いおばちゃんになってしまった。

六文銭とアナログ時代

2008-06-12 | Weblog
石川セリ様がNHKでお歌を披露していた。セリ様は学生の頃、カセットテープがのびのびになるまで
頻繁に聞いていた人だ。その当時はまだ井上陽水とは結婚していなかった。
しかし、セリ様の歌唱を聞いて山から大きな岩ががらんがらんと落ちてくるような衝撃を受けた。
うそだろ、声がでないやんけ、ちょっと、ちょっと、ちょっと待てーそりゃないだろ。
今日ネットで購入した六文銭のBOXセットが到着した。ああ懐かしい、アルバムでは持っていた。
レコードから煙がでるまで聞いていた。猫社長が初めて買ったプレーヤーは超手動で、
レコードの針はすべて自分でそーっと落とすのだ。曲が終わればまたそーっと元に戻すという仕組み。
だからレコードを聴きながら眠ってしまうと、朝ドーナツのまん中あたりにレコード針が
削りあげたカスがまん中あたりに貯まっていた。アナログ時代のよき思い出。
今はCDで聞いている六文銭。あの頃がふと甦る、元気はつらつで毎日遊びたくてしょうがなかった。
猫社長にも若い頃があったということを思い出す。その頃に戻りたいかって?
いいえ、とんでもない、今までの蓄積が縁起笑店やもろもろの想像力を生み出しているのだもの。

揚羽この指とまれ

2008-06-10 | Weblog
iPhoneの基調演説をするスティーブ・ジョブズCEO、壇上の彼はかなり痩せたみたいに見えた。
マックユーザーの猫社長としては新型携帯よりスティーブ・ジョブズの体調が気にかかる。
もうひとつの異変。猫社長の庭には二羽にわとりが、、、じゃなくて、柚とからたちの木が植わっている。
毎年この時期になるとこれらの木にはアゲハの幼虫が引っ付いて葉っぱをもしゃもしゃ食べている。
ところが、今年はまだその兆候がない。去年なんか柚の木がぼうずにされた。
たとえぼうずにされても蝶々になるまでほうっておいてあげたのに、いったいどうしたんだろう。
そういえば、木がたくさんあった家が春に解体されて植木も全部無くなった。そのあたりが
原因なのかもしれない。
今は満開の姫しゃらの回りをクマンバチやミツバチがどこからともなくやってきて蜜を吸っている。
クマンバチは熊のぷりぷりしたお尻みたいで本当にかわいい。彼らが来年も再来年もやってくることを
願うのみである。