縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

筒井康隆らしさ

2010-10-06 | Weblog
筒井康隆の自薦ドタバタ傑作選、最後の喫煙者を読んだ。昭和時代の作品だけど古くさくない。
もうおかしくて何度も吹き出したり、がははと大笑いした。
筒井康隆は学生の頃、電車の中で暇つぶしに読むのに持ってこいの小説で新しい文庫が並ぶたびに読んだ。
筒井さんの短編は風刺が多い。マスコミ、医者、政治家、武将たちをこれでもかと叩いたり、こけにしたり、
殺したり、それが愉快で痛快で次々読んだものだ。
筒井さんの俺に関する噂はジム・キャリーのトゥルーマンショーのパクリじゃないかと思ったことがある。
極端すぎる発想でありえない話を次々生み出す筒井さん。新しい作品も読んでみようかな。
そうそう、筒井康隆のブログ、偽文士日碌は面白い。これを読む限りかなりの薬漬け、まああの年であれだけ食べて
飲んでたらメタボ、高血圧、脳梗塞、肺の病気いろいろでてくるだろう。
薬に頼って自分では養生する気がないみたい。いかにも筒井康隆らしくていいよね。


内蔵美人

2010-10-04 | Weblog
夏バテか。胃の具合が悪いので以前お世話になった病院へ行った。カルテのよると胃ガンの検査を
したのは六年前らしい。ていうかその病院へ行ったのも六年ぶり。
そこで胃カメラを飲むことにした。
前は口からだったので、今度は鼻からトライしてみることにした。
口からカメラはファイバースコープの管が咽頭あたりを通過する時が最大の山だ。体の中に侵入しようと
する異物を排除しようと猫社長の防衛本能がオエオエとカメラを吐き出そうとする。
これを咽頭反射というのだそうだ。猫社長がどんなにもんどり打って苦しんでいてもカメラ君は
容赦なく深部へ突き進んで行く。悲鳴もあげられない。
鼻から内視鏡は言われた通り少し楽なような気がした。でも咽頭反射はやはりあった。オエ。
でもモニターに映し出された猫社長の内臓を一心不乱に見ていたら、不快な気分も何もかもが飛んでいた。
普段の生活では絶対見ることの出来ない神秘の世界がそこにあった。それは猫社長の体の中にあった。
猫社長の食道、胃袋はきれいだった。猫社長は内臓美人なのだ。


それぞれの秋2

2010-10-01 | Weblog
困っちゃうな、秋に誘われて。どうしよう、まだまだ早いかしら。
もういいよね、扇風機しまうの。隣にはストーブが肩を並べて出番を待っている。
今日は半袖でちょうどいい陽気だった。ピノコの散歩をしていても汗ばまないし、足先も冷えない。
ここちよい季節は新幹線のようにあっというまに通りすぎていく。
食欲の秋なのに、フードプレセッサが壊れた。使っていたら煙が出て止まった。
モーターが焼き切れたらしい。まだそれほど、たぶん30回以内位しか使っていない。
ああ、でもビー玉を入れたのがまずかったかな、、、うそ。柔らかく煮えたジャガイモだった。
くそー、さすが中国製だぜ。
そしたら今日新聞の半分を使って同じ製品の通販が載っていた。9800円。
もう買わないよ。こんどは高くてもmaid in japanにしよう。