「『英英辞典から六択問題を一年に300問作って練習を重ねれば、1800語に加えて英英辞典の定義文と例文を速読速解できる英語力を養成できる』と言われても、自分で作った問題では練習にならないのではないか?」という疑問が生じるかもしれません。ご心配はいりません。人間は忘れる生き物です。たとえ自分が作った問題でも答を忘れてしまうおかげで、単語の復習をしながら英語の思考力を養成できます。
忘却をおそれる必要はまったくありません。というよりも、「覚えて忘れて覚えて忘れて覚えて・・・」という繰り返しがなければ覚えられないのが単語です。これは日本語でも同じで、何度も何度も用例に触れてようやく使えるようになるわけです。
忘れるからこそ思い出そうと努力し、考えることができ、たまには奇抜なことを思いつくこともあります。こう考えてみますと、忘却というのは満更捨てたものでもないと思います。
忘却をおそれる必要はまったくありません。というよりも、「覚えて忘れて覚えて忘れて覚えて・・・」という繰り返しがなければ覚えられないのが単語です。これは日本語でも同じで、何度も何度も用例に触れてようやく使えるようになるわけです。
忘れるからこそ思い出そうと努力し、考えることができ、たまには奇抜なことを思いつくこともあります。こう考えてみますと、忘却というのは満更捨てたものでもないと思います。
これからも英語を習得された歩みなど教えてください。
英英辞典を使いながらの多読ができるようになると、何度も出会う単語は無理に覚えようとしなくても自然に覚えてしまいます。英英辞典の定義文に出てくる単語を度忘れするようなことがまずないのは、しょっちゅう出会うからです。
英英辞典を使いながらの多読を実践する前提として最低でもロングマン2000語くらいは覚えなくてはいけないにしても、いつまでも英語が「暗記物」である必要はないと思っています。自然に増えた単語力は暗記で増やした単語力よりはるかに強いです。