英検準1級&東大・京大・早慶の英語(英単語)は英英方式で突破できる!

英英思考を制するものは英語を制す。英英辞典とネイティブ向け読み物への早期移行が異次元の高速学習を可能にした。

「発信型英語」の落とし穴

2008年01月07日 | 英語学習法
 「読む・聞く・書く・話す四技能のバランスのとれた養成」といった話を耳にすることは少なくありません。ただこれはかなり問題の多い英語指導法で、「読む・聞く」というインプットが不十分な段階で「書く・話す」といったアウトプットを本格的に始めてしまうと、悪い意味で独創的な英文を量産することになってしまいます。
 これに対してインプットが十分であれば「発信型英語」の習得はスムーズにいきます。母語であれ外国語であれ人間が発信する言葉の圧倒的多数は既出表現です。したがって、頻出パターンを覚えて真似して使えば実用的には全く問題ありません。さらに大量インプットを通して語感が身につきますから、書くのであれ話すのであれ自分の作る英文を修正することができます。
 優れた英語の使い手は満々と水を湛えた水力発電ダムに似ています。しっかりした基礎構造と大量インプットが安定したアウトプットには欠かせません。大多数の英語学習者は、文法という基礎構造の弱さとインプット不足で伸び悩んでいることが多いです。
 インプットに当たって難しいものを選ぶ必要はありません。日本語を介在させないで理解できるやさしい英文で十分です。英英辞典も非常に優れた英語インプット教材ですが十分に活用されているとは言い難いのが現状です。englishxenglishにはやさしい英語による重要単語の定義、英英辞典によく登場する言い回しを集めてみました。読者からは「前はLongman英英の定義をちょっと見ただけで怯んでましたが、これを3ヶ月聞き続けてからは英英辞典に対する抵抗がなくなりました。」という声を頂いています。
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