日立システムズホールで、仙台レコード展vol.2「1980年代のレコードと仙台の喫茶店文化を歩く」が昨年に続き2回目の開催です。80年代のレコードや仙台市内中心部の喫茶店のマッチとマップの展示です。11時過ぎに入場、最初はパラパラでしたが、昼過ぎからどんどん入場者がやってきます。
入口は、アイドル系のシングルレコードです。
時代を懐かしみ、あれこれ談義が始まります。
ここでまず立ち止まりじっくり。
左手には、大きなジャケットの洋楽中心のLPレコード、壁にかかると結構圧巻です。レコード、プレイヤーをリアルに知らない世代には、やわらかい音色が新鮮なようで、リバイバルブームになっています。
ジャケットも部屋のオブジェにもなっていますよね。
CDや音楽配信もない時代、音楽情報と言えば、喫茶店でかかるレコードとラジオの音楽番組でした。仙台中心部の一番町や中央通りには、数多くの喫茶店がありましたね。
喫茶店というように、たばこ喫煙も前提なので、どこでもマッチがありました。
当時の喫茶店のマップともに、収集された店のマッチがセットされています。
会場のあちらこちらで、あの店この店についての思い出談義が尽きません。
この日は、純喫茶「星港夜(シンガポールナイト)」店主の齋藤匠さんと喫茶店愛好家の松浦彩子さんのスペシャルトークイベントもあり、お二人の喫茶文化に対しての熱い思いと、知っているようで実は初めて聞くような話もあり、久方ぶりの楽しい時間を過ごすことができました。
純喫茶「星港夜(シンガポールナイト)」は、一度は閉店も考えたこともあるそうですが、美味しい珈琲とユニークな店主齋藤さんとの出会いを楽しみに、是非上杉へ。
仙台市青葉区上杉1丁目12−1 営業時間は要確認 TEL 022-222-2926
頑張って現在も営業している喫茶店の分布ですが、28店舗ほど、全部回ってみたいですね。
会場限定で販売されていた小冊子「仙台の喫茶店文化史」には、思い出談話や展示されていたマッチの拡大写真などが掲載され、売り切れ必死です。
企画展は、3月3日(日)まで。(入場無料です)