「太白山自然観察の森」では、毎週日曜日にガイドウオークが実施されています。前回からちょうど1か月、森の様子は少し変わったでしょうか。前回とコースが違うようなので参加しました。
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散策するにあたり、レンジャーからアドバイスをきっちりいただけます。
太白山への登り口はいろいろありましたが、震災で頂上付近への登り口は、いまだ閉鎖されたままです。※太白山は、かつての入会山、個人所有の山だそうでビックリです。
散策コースは、全部5本、今日は、「みはらしの道」と「であいの道」で、太白山自然観察の森の外周をぐるっと回るようです。
前回同様、ガイドの方から丁寧な説明をいただきます。今日は、小学生2人を連れた家族づれや、年配のシニアのご夫婦、常連と思しき方々などで16人の参加です。参加したおひとりにお聞きすると、季節が変わると森の表情も変わり、飽きないので毎月定期的に参加しているとのことでした。なるほど。
諸注意や今日の見どころなどを説明いただきます。
いざ、スタートです。
入口付近まで戻ります。
「ウラギンシジミ」という越冬蝶だそうです。ビックリ!
参加者もびっくり。
見晴らしの道に入り、どんどん登ります。
もみの木の葉、先が2つに割れていてM型、もみのMと覚えてくださいとのこと、なるほど。
ガンガン登ります。
その先に開けた場所があり、山側は太白山、
東側には、遠く海が見えます。
リスが松ぼっくりの中の実を食べ、芯だけになった松ぼっくりだそうです。食痕でどういう動物が近辺に生息しているのかわかるといいます。
すこし下って次のピークへ。
太白山がまたぐっと近くなります。
この右手、バードウオッチングにもってこいの場所。
カヤの木は、先が尖って刺さると痛い、ほんと。もみの木との違い、先端を見れば一目瞭然。
以前、熊がミツバチの巣をかぎ取ろうとした跡だそうです、失敗したようです。
ガイドさんは、ここでは、熊を見たことがないそうです。
きつつきが空けた穴、前後に多数。
「セリバオウレン」でしょうか、小さく可憐な花です。
今は空き家ですが、手に届きそうなところに鳥の巣がありました。
ガイドの方の解説と共に、ゆっくり1時間30分、山あり谷ありの歩数約6000歩でした。
ガイドウオークには参加予約不要、当日気が向いたら自然観察センター入り口へ集合でOKです。もちろん自分のペースで森を散策されている方も多く見かけます。
2月初めにも訪れていますが、その様子は こちらへ