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仙台城下町”辻標”八十八か所とカフェ・ランチ巡り②

2023年07月19日 | 仙台城下辻標八十八か所巡り

仙台市政八十八周年事業の”辻標”八十八か所をめぐります。今日は、旧奥州街道沿いを歩き、4か所の辻標を確認しました。

いつものように南鍛冶町の駐車場をスタートします。

69番「荒町/石垣町」

荒町は、奥州街道沿いの御譜代町で、麹の専売特権も与えられていました。いまも味噌醤油醸造の名残が残っています。石垣町は、若林城普請の際に、石垣づくりに従事した石垣衆が配置されたことからの地名。

左方向にいくと、南鍛冶町、穀町方面へ。

荒町「毘沙門」様は、近隣には親しまれている寺院。まもなく8月1,2日にお祭りがあるようです。

毘沙門天入口に若林区が設置した案内図がありがたいですね。

いつも大勢の人が並んでいる 荒町商店中華そば「ふじやま」、小雨まじりで並ぶ人も少ないので

今日は、昼に中華そばをいただくことにしました。

見た目あっさり系ですが、かなり濃厚な味。麺は細麺ストレート。常連の方は、”替え玉”を注文するのが普通のようです。いろいろアレンジがありそうで、機会をみてチャレンジ。

68番「姉歯横丁/土樋」

さらに、荒町を西進し、荒町小学校の手前から国道4号線に抜ける道が、姉歯横丁です。住まいした人物(姉歯氏)に由来するようです。土樋は、米ケ袋の鹿子清水から石名坂に至る土の樋があったことからの由来。

ちょうど、旧愛宕橋に向かうたもとにあります。

34番「穀町/畳屋町」

石名坂を過ぎて、新跨線橋道路を抜け、穀町に入ると、この辻標が見えます。

南材材木町から穀町にいたる鈎形(かぎかた)道路は城下町特有のものですね。

”畳屋町” 呼んで字のごとくということで、畳御職人が多く住んでいたことが由来。

南鍛冶町方面を望むと、「三宝大荒神」のイチョウが見えます。

 

73番「三百人町/南鍛冶町」

南鍛冶町は、藩政時代、米沢以来の鍛冶職人を住まわせていたことが由来。火伏の神として「三宝大荒神」が建立され、火伏の木としてイチョウが植えられた。樹齢330有余年を数えるご神木であり、仙台市の保存樹木でもあります。三百人町は、鉄砲足軽組三百人が居住した町です。

写真の奥に以前ランチした「一心寿司」が見えます。

大イチョウです。

「丁」と「町」の違いについて、一部例外もあるようですが、

「丁」ちょうは、武士が居住していたエリア、

「町」まちは、足軽や町人など居住していたエリアだそうです。

ですので、おなじみの「国分町」は、「こくぶんまち」と呼んでいたそうです。

なかなか馴染めませんが・・・。

参考資料

「辻標」 仙台市文化財パンフレット第三十五集 編集発行 仙台市教育委員会文化財課

「仙台城下の町名由来と町割」 著者 古田義弘  発行所 本の森

 


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