中国では、景気の低迷による「史上空前の就職難」が大きな社会問題になっている。イメージ画像。南京の就職フェア。(China Photo/Getty Images)
景気の低迷による「史上空前の就職難」が大きな社会問題になっている中国で、この頃、あるSNS投稿が物議を醸している。
中国でも最難関といわれる大学の大学院で修士号を取得し、今年卒業した学生がいる。彼は就職活動に臨み、ある会社を志望して面接試験を受けた。面接の感触は、わるくなかった。内定を得られただろうと安心していたところ、会社側から思わぬことが知らされた。
募集要項には、確かに基本給5000元~7000元(約10万~14.5万円)と記されていた。しかし、面接の後に、学生へ提示された給与の額は「月3400元(約7万円)」だったのである。
彼は、その会社への就職を強く志望している。しかし、仮に内定を得たとしても、面接後に「給料はこれだ」と半額ほどの数字を提示されたら、困惑するのも無理はない。
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