この事件は、この島(台湾)が2015年に人体臓器移植法を改正して以来、違法な臓器仲介の疑いへの初の起訴となった。
【台湾、台北】台湾の外科医と他の4人が、中国での臓器移植を違法に仲介した罪で起訴された。地元の医療擁護団体は、この事件は中国当局が良心の囚人から臓器を調達していることを考えると憂慮すべきことだと述べた。
台湾南部、彰化県の地方検察庁は11月25日のプレスリリースで、外科医の陳堯俐(チェン・ヤオリー)が2016年から2019年にかけて10人の台湾人患者を臓器移植手術のために中国に送る手助けをした犯罪グループを指揮した罪に問われていると発表した。
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台湾 臓器移植のために患者を中国に送った外科医を起訴
台湾の外科医が中国での違法な臓器移植仲介の罪で起訴された。今回の起訴は台湾での2015年の法改正以来、初めて。強制的生体臓器摘出が再燃する中、医療倫理や人権問題が焦点となっている。
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