現代の文化的スローガンの一つに 「自分らしく生きる(you do you)」 という考え方がある。これは、自分の欲望を他者や社会全体の利益よりも優先する生き方を意味し、言い換えれば 利他的ではなく、利己的な生き方を推奨するものだ。
この価値観が社会に与える影響は特に結婚や家族といった制度において深刻に表れている。
ハーバード大学の元政治学教授である故ジェームズ・Q・ウィルソン氏は、著書『The Marriage Problem(結婚の問題)』の中でこのように述べた。
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少子化の波が 社会の死の鐘を鳴らす
少子化の流れを食い止め、社会の持続可能性を確保するためには、「自己実現よりも家族を優先する」価値観を取り戻す必要がある。今こそ、「結婚や子どもを持つことの重要性を再び強調する社会」へと転換する時ではないだろうか。
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