「サウンド・オブ・フリーダム」は通常アクション大作や爆笑コメディがめじろ押しの夏の映画シーズンに、重いテーマである児童の性的人身売買を観客に深く考えさせることに成功したようだ。写真は主戦俳優ジム・カヴィーゼル(Madalina Vasiliu/The Epoch Times)
エンジェル・スタジオの『サウンド・オブ・フリーダム』、5年前に製作は終了し、ディズニーの棚に埃をかぶったまま放置されていた作品だが、今回は8500万ドル(約117億6600万円)の興行収入を記録し、この夏のスリーパーヒットとなった。
7月4日に公開されたこのインディーズ大作は、わずか1450万ドル(約20億1300万円)の予算で製作され、現在公開中のフランチャイズ映画であるトム・クルーズの『ミッション・インポッシブル-死闘編-』やハリソン・フォードの『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』よりも上映館数が少なかった。
クラウドファンディングで製作されたこのインディーズ映画の興行収入は、更に2470万ドル(約35億3300万円)伸びた。Box Office Mojoによれば、16日にはチケットの売れ行きが急伸し、1日で前週の27%以上の売り上げを記録した。
「この夏、映画全体の興行成績が振るわない中、私たちの小さなインディペンデント(独立系)映画は週を追うごとに成長を続けている。何百万人ものファンやサポーターに後押しされ、『サウンド・オブ・フリーダム』は全国的な、そしてやがて国際的な変革のムーブメントとなった」と、エンジェル・スタジオのグローバル配給担当上級副社長ジャレッド・ギーシー氏は声明で述べた。
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